よーじや / 粧具 フェイスカラー 口コミ

よーじやで雑貨以外のコスメ初購入、購入色は「藤色」。
なぜか、この色のクチコミがあまり見当たらない…？　
本品は青みよりの藤色、涼し気な紫。マットなパステルカラーですけど、高発色、高精細感・精緻感のある質感で、１色でもノーテクでふんわりグラデでき、チープな雰囲気にもならずでとても素晴らしい。長時間まったくヨレず、定着性もきわめて良いロングラスティングタイプで、公式サイトで謳っている特長そのままです。
粒子は細かく吸着するように付きパサつきは全く無し。それでいて触感はサラッとしています。ウエット・オイリーなパウダーシャドウが苦手な私はとても好みの粉質です。
かなり気に入ったので他色も近日中に購入予定。

マットシャドウの魅力は、数年前のジバンシイの限定（エクラン・プリヴェ）で開眼したのですが、今年、久しぶりにディオールサンク757→本品、ときて、マットシャドウの大収穫年となりそうかも。
マットシャドウは、なぜかどこかとても懐かしいような、レトロな雰囲気ある大人まぶたになります。けっして古臭いのではなく。
私は「旬アイテム」も好きですが、こういう流行り廃りの関係無い普遍的定番製品のようなものが元来もっとも好きで、その面でも感性に合ってます。

【シンプルに一色使いで十分綺麗／藤色は下瞼に入れると顔全体に透明感がうまれる】
アイシャドウ下地のあと、大抵は何らかのベースカラーかハイライトカラーに相当する色を入れてからメインカラーを塗布することの多い私ですが。
本品に関しては、ベースカラーが特に要らないですね。下地→本品一色をさっと塗って、アイライナー。これで十分綺麗です。

あと、下瞼シャドウが基本苦手なのですが…(理由：シマータイプだと塗った直後くらいしか色が定着せず、時間とともにラメパールが頬に落ちて広がってしまう。また、ベーシックカラーだと下瞼にシャドウやラインが落ちて汚れているように見える)
本品であれば私でもきれいに下瞼シャドウが入れられます。
これはラベンダーカラーの効果と高品質さが相まってなせるわざだと思います。
上瞼は指塗りで十分綺麗。下瞼はライン用の細い平ブラシで入れてます。

ラベンダーカラーは透明感演出効果が本当に高い。下瞼目じりよりにほんの少し入れるだけで目元のくすみが取れ、顔全体に透明感が生じます。(画像でなんとか雰囲気伝わるかなぁ…)
私世代の方に特にこのマットラベンダーカラー、試してみてほしいです。
画像では若干白っぽく見えるかもしれませんが、白浮きしにくい落ち着いた大人パステルなので是非！

【粧具フェイスカラーに関しては三善製】
これは有名なことだったようですが、私は今回購入時にはじめて知りました。
カウンターでの色番等の確認で外箱を裏返して見せられたとき、三善製の表示が見えて、あれっ、そうだったの？と。アイテムごとに異なるメーカー製造というのはもちろん普通ですけど、
と、いうことは本品にかんしては京都コスメじゃなく東京コスメかぁ(三善は文京区小石川の会社です)、とも思いましたが、それは嬉しい事でした。というのも、三善コスメを使ってみたいとずっと思いつつこの年齢まで使う機会を逸し続け（販路が限られてますから）、はからずも突然やっと機会を得たわけです。
使用してみれば、10代の頃から見聞きしていた三善の名声の理由がこの一品だけでも即理解できましたね。海外有名ブランドにひけをとらない発色と品質ですし、「和」の色出しも見事、よーじやと組むにふさわしいメーカーだと思います。
但し三善オリジナルは舞台用ですが、よーじや版はある程度デイリーメイク仕様になっている可能性はあるとは思います。

【成分など】
この色番はかぶれずにすんで一安心、ただ成分表示が数色分まとめての表示となっていて、法に則った表示なので文句は言えませんが、色番個々の使用色素が知りたい私には△。

【パケ】
捻って開ける分離するフタなので使い勝手は△ですが、塗りの小箱をイメージしたパケが粋でこれはこれでいいです。底面に色名記載だけでなく実際の色のシールが貼ってあるため複数所持でも開けずに簡単に見分けがつくと思います。
ツールは付属してません。

【他】
粧具フェイスカラーは、落ち着いてTUしてもらえる環境が整っている京都大丸店で購入。
よーじやは店舗によって取扱アイテムが違う為、特に時間が限られているときの訪問は、店舗毎の取扱アイテムを公式サイトで確認しておくことをお勧めします。

【画像】
メイク画は、このシャドウの魅力が映り切っていない…、ぜひ実際のTUをお勧めします。ほんとに素敵なので。

使用した商品

• 現品
• 購入品