@cosme

717,631件のクチコミから選ばれた @cosmeベストコスメアワード2018

認定委員会メンバーが
「@cosmeベストコスメアワード2018」を
解説

@cosmeではクチコミの公正化を行い、より信頼できるサイト運営に取り組んでいます。そして、2018年のベストコスメアワードについても、公正な選考にて実施しています。「@cosmeベストコスメアワード2018」の選考にご賛同いただいた美容のプロフェッショナルの方々に「ベストコスメアワード認定委員」として、ランキングを分析、トレンドについて解説いただきました。

委員長より

ベストコスメアワード認定委員会 委員長 山田メユミ
生活者視点の『リアルコスメ』が改めて評価されたと感じる一年

ベストコスメアワード認定委員会 委員長山田メユミ

いつも@cosmeをご利用いただき、ありがとうございます。
メンバーの皆様からお寄せいただいたクチコミ投稿をもとに発表している@cosmeベストコスメアワード、2018年も新旧様々な商品が注目された、とても競争の激しい一年だったのではないかと感じています。

前期から続く傾向として、SNS上の情報が女性達のライフスタイルや美容トレンドに与える影響は大きくなるいっぽう。今年も情報拡散されやすい要素を持った商品に多くの関心が集まりました。

総合大賞の上位をプチプラ系メイクアイテムが占めたのは、単に『手頃な価格の良品だったから』ではなく、その商品の他では代えがたい付加価値やスタイル提案が受け入れられ、それをまた多くのロイヤルユーザーがネット上で情報発信してくれたことによるものだと分析しています。
また、商品の高機能化、多機能化が一層進み、従来型のアイテムカテゴリの枠に当てはまらない、独創的で遊び心もくすぐるような魅力的な商品が市場に急増したとも感じております。商品性能、コンセプトなど、様々な側面から、生活者の皆さんに寄り添った商品の進化が進んだ一年だったのではないでしょうか。

オフラインとオンラインの融合が当たり前になっていく世の中で、SNSや@cosmeで発信される生の声が起点となり、生活者視点の『リアルコスメ』がいっそう増えていく傾向は今後も止まらないと思います。また女性達の「キレイの概念」そのものが、ネットやアプリから大きな影響を受けているという現実も見逃せません。
今後も@cosmeが皆様と商品とのより良い出会いをサポートできますよう、スタッフ一同、公正なサイト運営に全力を尽くして参りますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

委員会メンバーより

美容ジャーナリスト 齋藤薫さん
下克上に、新製品至上主義の終わり……@cosmeの指南はしみじみ正しい

美容ジャーナリスト齋藤薫さん

この数年、プチプラコスメによる下克上がより顕在化している。@cosmeにおいてはごく当たり前のこと。それがコスメ市場全体に波及してきているのだ。技術の進化が化粧品を安くするのは、極めて自然な流れだが、今や開発発想でも群を抜くプチプラブランドの発明が高級ブランドに影響を与えることがあるくらい。でも逆に、そういう時代においても尚、高い評価を受ける高級品こそが本物。そうも言えるのかもしれない。このベスコスに時々混じってくるプレステージブランドの製品が今、何とも眩しい。

ちょっと気になったのは、新人賞のアイテム。半分以上がトイレタリーものだったりして、王道コスメがあまり入ってこないのは、次々買い換える必要がないほど今現在の製品に満足している証とも言える。新製品至上主義ではない@cosmeの見方の正しさを裏付ける。いろんな意味でこのベスコスは本質を突いていると今更ながら思い知る結果だった。

美容ジャーナリスト 吉田昌佐美さん
リップメイクを通してトレンドを楽しんだ人が増えた

美容ジャーナリスト吉田昌佐美さん

メイクアップが元気だった2018年。なかでもリキッドルージュやティント、赤口紅とリップ製品が大充実で、「@cosmeベストコスメアワード2018」でもオペラが総合大賞に。ベスト10の中で5品以上がメイクアイテムだったのも納得という感じ。するんとフィットして抜け感のある仕上がり、キラキラ感の復活などリップメイクを通してトレンドを楽しんだ人も多いと思う。一方、スキンケアは見た目を変える角層アプローチ、真皮構造を立て直すプレミアム スキンケア、パーツケアの進化が目立った。メイクもスキンケアも一品のチカラが高まり、機能的にも効果的にも「時短」を狙う。ファンデーションはすでに主流になっているが、いいとこ取りのハイブリッド化がますます進みそうである。

美容ジャーナリスト 倉田真由美さん
“リアルコスメ”が、勝ち残る時代に

美容ジャーナリスト倉田真由美さん

10年以内に誕生した新進気鋭のブランドの台頭が目立った2018年。ネットやドラッグストアで買うコスメ全般の品質がよくなったのはもちろん、新規ブランドならではのユニークな発想が際立ち、ユーザー目線の使い勝手のよさが、製品に落とし込まれているからだと納得した。それらを賢く取り入れる一方、見た目の印象や仕上がりに直結するファンデーションや下地では、NARSやディオールなど、メイクのプロも使っている本格派のものを支持。化粧水や乳液などのベーシックケアでは、オードムーゲやアクセーヌ、アルビオンなど、進化をしつつ伝統の技術を持つブランドへの信頼を感じた。真っ当に作られ、内容と価格が見合った“リアルコスメ”が、勝ち残る時代になったといえる。

ヘアー&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん
今年のメイクトレンドは、何と言ってもマットなリップ!

ヘアー&メイクアップアーティスト千吉良恵子さん

きちんと塗ってクラシカルにソワレ感のあるメイクに仕上げたり、ラフに塗って輪郭をぼかしてみたり、唇を染めたような仕上がりにしてピュアでカジュアルな雰囲気になど。「オペラ」の『リップティント』が総合大賞を受賞したのも、この“唇自体を美しく染める”今年の流行にぴったりだったのだと思います。
来春も、2018年に続き、リップの動向に注目しています。アイシャドウの年々変化する質感の変化からも目が離せません。化粧下地、ファンデーションも常に想像以上の商品が発表されますし、スキンケアに関して言えば、さらに科学と密接なものに!より科学的根拠に基づいた研究、開発された商品が続々と発表されるので、今まで以上にリサーチをして、しっかりと商品の特徴を把握しておきたいと思います。

美容ジャーナリスト 加藤智一さん
“コントゥアリング”から、柔和な表情を生む“ニュアンスメイク”時代へ

美容ジャーナリスト加藤智一さん

今年のトレンドメイクを総括するキーワードは、“ニュアンス”です。去年までは立体感や陰影を出す“コントゥアリングメイク”が席巻しましたが、今年はその逆張り志向からか、“ふんわり”、“柔和”、“丸み”を出せるようなニュアンスメイクが主流に。ティントリップやグロウ系アイシャドー、ニュアンス眉など、メリハリよりも癒し感を出せるアイテムがヒットしました。この癒し感はスキンケアやフレグランスにも波及しており、シャネルやディオールの香水や、新作の高価格クリームなどは、すべて“白い花”の香りが基調に。これまで主流だった華々しいローズから、ジャスミンや月下美人、ホワイトブーケなど、可憐で上品な香りへとシフトしています。このような心が穏やかになるスキンケアや、優しい表情を生み出すメイクトレンドは来年も続きそうです。

医師(内科・皮膚科) 友利新さん
平成最後のベストコスメはこれからのコスメのさらなる進化の幕開け

医師(内科・皮膚科)友利新さん

今年も素晴らしい商品が殿堂入りやアイテム賞を受賞されていますが、例年以上に個人の肌質や肌悩みにきめ細やかに対応していくものへと進化し、細分化されていると感じています。一昔前までのスキンケアは洗顔、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、クリームが一般的でした。ただ、日本以外の国々では毎日この全てのケアを行う方々の割合は圧倒的に少ないと思います。これは日本人のスキンケアに対する意識の高さ、そして、それに応えるブランド各社の商品研究の賜物ではないでしょうか。平成最後のベストコスメはこれからのコスメのさらなる進化の幕開けのようなラインナップに感じられました。

美容コーディネーター 弓気田みずほさん
クチコミを通じてまた新たなファンを増やしている

美容コーディネーター弓気田みずほさん

「鉄板」アイテムの不動の強さを、改めて感じるランキングでした。多くの人に評価されるアイテムが、クチコミを通じてまた新しいファンを増やしているのではないでしょうか。美容情報があふれる中、できるだけ早く「正解」にたどり着くために、クチコミが活用されていることがわかります。メイクはプチプラながらトレンドの色や質感をしっかり押さえているもの、スキンケアは価格帯を問わず、効果を実感できるものが求められていますね。身近なドラッグストアで購入できる、いわゆるメガブランドの製品は、誰もが使いやすく、メリットがわかりやすく伝わるように作られているので、期待値と使った時の手応えにギャップが少ないのも、幅広く支持を受けているポイントだと思います。