@cosmeベストコスメアワード2014

ビューティアワード認定委員会が
ベストコスメアワードをジャッジ!

@cosmeではこれまで以上にクチコミの公正化を図り、より信頼できるサイト運営に取り組む一環として、ベストコスメアワードについても、公正な選考を実施しています。@cosmeベストコスメアワード2014の選考にご賛同いただいた美容のプロフェッショナルの方々に「ビューティアワード認定委員」として、ランキングを分析し、今年のトレンドについてご意見をいただきました。

2014年のベストコスメアワードを振り返る

ビューティアワード認定委員会 委員長 山田メユミ

ビューティアワード認定委員会委員長 山田メユミ

1999年12月にスタートした@cosmeは今年で15周年を迎えます。
今の@cosmeがあるのは、日頃から多くのメンバーの皆さまが支えてきてくださったからこそ。
運営スタッフ一同、改めまして心より感謝申し上げます!
記念すべき周年の2014年ベストコスメアワードは、機能性や仕上がり感、コスパ面の評価はもちろんのこと、他では代えがたい「心地よさ」や「充足感」に特別な愛着を感じずにはおれない名品が数多く並んだのではと思います。
ぜひこれらのラインナップも参考に、皆さまにとっての運命のコスメとの出会いをお手伝いできましたら幸いです。
この先も@cosmeが皆さまに信頼してご利用頂ける存在であるよう、公正なサイト運営に全力を尽くして参りたいと思っておりますので、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

委員会メンバー

美容ジャーナリスト/エッセイスト 齋藤薫さん

美容ジャーナリスト/エッセイスト齋藤薫さん

コスメの今を読み解く力に感服!!
かけるものにはドンとかけて、かけないものにケチケチかけない、そういうメリハリが化粧品買いの決めてと、常々考えてきた。@cosmeのベストコスメアワードには、そういう意味での理想的なメリハリが再現されていて見事。高価な最先端コスメと安価な定番コスメが、アイテムによって巧みに使い分けられている。たとえば美容液やクリームファンデなど、進化がめざましいアイテムには新作や高級品が目立つが、シートマスクやマスカラはすでに進化を9割がた終えているのを物語るように、意外なほど定番プチプラものが目立つのはその象徴。「コスメの今」を読み解く女性たちの洞察力にちょっと感動。同様に大賞とトレンド賞の結果も、じつに説得力があるものになっている。

美容ジャーナリスト吉田昌佐美さん

美容ジャーナリスト吉田昌佐美さん

ユーザーの支持がダイレクトに反映される@cosme ベストコスメの結果は嬉しい納得や発見があるから見逃せない。2014年の注目といえばベーシックケア。肌そのものの機能に着目した製品が多く、毎日きちんと落とす、与える(生み出す)ことが美肌の近道になると。今の女性たちの「堅実さ」を物語る高機能&コスパな製品がベストコスメに勝ち残った。大賞はスキンケアを予想していたのでマキアージュの受賞は意外だったが、縦ジワもカバーできるツヤ唇は高いケア力があってこそ叶うもの。キレイなだけじゃない、メイクも本格的な「効果」の時代を象徴する一品だったと思う。BB、CC、まつげ美容液の人気然り、スキンケアとメイクの距離は確実に縮まっている。

美容ジャーナリスト倉田真由美さん

美容ジャーナリスト倉田真由美さん

ひとことでいうと、スキンケアは手堅く、メイクはプチプラとモード系で冒険するーーという構図が見られた。特に、長らく人気を博していたオイルクレンジングに加え、ミルクタイプやポイントメイク落とし、またマイルドな洗顔料など、肌に負担をかけないものがランクイン。化粧水や乳液においてもアルージェやdプログラムなど、敏感肌対応のものを支持する人が、以前より増えた。「とにかく保湿」という手堅い姿勢の表れだと思う。メイクでは、キャンメイクやヴィセといったプチプラ系を取り入れつつ、シャネル、M・A・Cなどのモード系でトレンドを満喫。限られた予算の中で、キレイになることを貪欲に目指す姿勢が素晴らしい。

ヘアーアンドメイクアップ千吉良恵子さん

ヘアーアンドメイクアップ千吉良恵子さん

プチプラコスメとトレンドと両方入っているのが、@cosmeベストコスメならではですね。旬のものがランキングに入りつつも、長年愛されている定番や低価格のプチプラコスメでもとても優秀なものも入ったりと、毎日使うものだから「いいもの」をセレクトしていると感じました。
今年のメイク傾向では例年よりも春夏と秋冬のトレンドがガラリと変わった年。春夏は彩度が高かったり、未来的な質感のものが出ましたが、秋冬になるとこっくりした色へと。色の流行もさることながら、繊細な質感のこだわりも顕著に出ていた一年でした。春夏の旬がもう秋には通用しなくなる。次の予測ができないくらい今のコスメ業界はスピード感があります。情報収集の仕方など、ユーザーには賢く化粧品を買うことがさらに求められる時代になっているのでは。

美容ジャーナリスト 加藤智一さん

美容ジャーナリスト加藤智一さん

今年、人気を集めたのが「ヒットコスメの続編」でした。マキアージュ エッセンスグラマラスルージュ NEOやYSLのルージュ ヴォリュプテ シャイン、ランコムのジェニフィック アドバンストはその代表選手です。
これらのヒットの背景は、「あのコスメの続編なら裏切らないはず」という@cosmeユーザーからの期待と注目度があります。そんなユーザーのわくわく感に応えた製品がエントリーしており、ヒットコスメへの信頼感が、次作のヒットを呼び込むという潮流が見えてきます。
その一方で、大島椿やファンケルのマイルドクレンジングオイル、レブロンのカラーステイ メイクアップなどのロングセラー、リニューアル品もランクイン。メイクやスキンケアでトレンドを追う一方で、「自然と手が伸びる定番品」も外せない、という美的欲求の高さはさすがです。

医師(内科・皮膚科) 友利新さん

医師(内科・皮膚科)友利新さん

@cosmeベストコスメはとてもおもしろいラインナップになっていると思います。特にスキンケアは定番アイテムと先端技術を駆使したアイテムが混在していて、ユーザーが本当にコスメの本質を追求しているのだと痛感しました。トレンドも追うが、厳しい目でそれらを取捨選択してアイテムを選ぶ。さながら症状を分析し、それに合わせた処方箋をユーザー自身が自分の肌の主治医となって組んでいくような感じでしょうか。もちろんコストパフォーマンスも重視しているところもユーザーの賢さを感じます。