Georgeさんが選ぶ、2021年のマイベストコスメ

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ヘア&メイクアップアーティスト・Georgeさんに、2021年のマイベストコスメを聞いてみました!

Georgeさんが選んだマイベストコスメ

旬のトレンドを盛り込みながらも、肌の美しさにフォーカスしたメイク技術が高く評価され、多くのモデルや俳優から指名を受けるGeorgeさん。高いプロ意識の一方、SNSではファンからの質問にも丁寧に回答し、その親しみやすさからも大人気のヘア&メイクアップアーティストです。

そんなGeorgeさんに2021年のマイベストコスメを伺いました! さらに今年の振り返りや、来る2022年の注目メイクについてもフォーカス。プロの目線でありながらも取り入れやすい美容方法からメイクのアイデアまで役に立つお話がいっぱいです。

今年最も出番が多かった、4色アイシャドウパレット

Georgeさんが選んだひとつめのマイベストコスメは、「SUQQU」の『シグニチャー カラー アイズ』。仕事でもプライベートでも、2021年に最も活躍したアイシャドウだそう。

「テレビの大画面で見ても『きれい!』を叶えてくれるアイシャドウ。透明感ある発色がくすまず続き、目もとだけでなく、肌全体の印象まで美しく見せてくれます。パールラメの輝きも程よく、どんな方でも使いこなせます」

シグニチャー カラー アイズ(02 陽香色 -YOUKOUIRO)

SUQQU(スック)

容量・税込価格 6.2g・7,700円(税込)
発売日 2021/01/08

なかでもGeorgeさんが“スタメン級コスメ”として愛用しているのが、「02 陽香色 -YOUKOUIRO」。2色のブラウンが締め色となり、腫れぼったい印象になりがちなコーラルオレンジも難なく攻略できるとのこと。

さらにはしっとりとしたパウダーレスな質感により、ぴたりと肌に密着。薄膜のようにまぶたに寄り添うため、メイク初心者でも簡単に、洗練された目もとを演出できます。

サッと塗れて、内側からにじむような血色感!

続いてGeorgeさんが選んだのが、「ディオール」の『ルージュ ディオール バーム』。全13色(※)のバリエーションで95%が自然由来成分のリップバームです。

※2021年12月現在

「特に愛用しているのが、『525 シェリー サテン』と『720 アイコン マット』。バームだからこそのクリーミーな塗り心地で、どちらの色もツヤツヤしすぎず、マットになりすぎず、絶妙なテクスチャー。鏡を見ずにサッと塗ることができ、内側からにじみでるような血色感を得られます」

ルージュ ディオール バーム(525 シェリー サテン)

ディオール

税込価格 3,960円(税込)/4,950円(税込)
発売日 2021/09/17

ルージュ ディオール バーム(720 アイコン マット)

ディオール

税込価格 3,960円(税込)/4,950円(税込)
発売日 2021/09/17

サッと塗れる手軽さは、マスクの着用が日常化した今にぴったり。さらにはGeorgeさんが評価するクリーミーな質感と血色感により、リップとしてはもちろん、チークとしても活躍してくれるそう。頬に塗ってもベタつかず、ほんのりナチュラルに色づきます。

リップバームとあって保湿ケアもでき、鮮やかな色のベールが優しく唇を包みながら、うるおいが1日中持続します。

化粧下地としても、ハイライトとしても優秀!

最後にGeorgeさんが選んだマイベストコスメは、「コスメデコルテ」の『ロージー グロウライザー』。やわらかなピンクのベースに多彩な色のパールを配合し、みずみずしいツヤ肌を叶えてくれる化粧下地です。

「ほんのりピンクの色合いでトーンアップ効果もあり、内側から発光するような輝きを叶えてくれます。ファンデーションとの組み合わせによって、セミマットからぷるんとしたツヤ肌まで、お好みのツヤ感に調節できるところもお気に入り。部分的につけて、ハイライトのように使うのもおすすめです」

ロージー グロウライザー

コスメデコルテ

容量・税込価格 30ml・3,520円(税込)
発売日 2021/03/16

おでこや鼻筋、目の下やあご先といった部分に仕込むだけで立体感が生まれ、リフトアップしたかのような若々しい印象に。ツヤが生み出すメリハリ感により、化粧くずれも目立ちにくくなるそうです。

ボトルにはポンプ式が採用され、使用する量を調節しやすいのも高ポイント。さらにはフレッシュグリーンフローラルの香りが心地よく、SPF20・PA++で日中の紫外線から肌を守ってくれます。

2021年に巻き起こった、アイブロウのカラー革命!

ヘア&メイクアップアーティストこその視点で、2021年のマイベストコスメを語ってくれたGeorgeさん。2021年のメイクトレンドについて伺うと、返ってきた答えは、ずばり“アイブロウ”!

「マスクの着用によってアイメイクが重視されたことに伴い、眉毛にも注目が集まった2021年。デパコスからプチプラまで、こんなにもアイブロウ関連のコスメが発売された年はない、というくらいに豊作でしたが、特に多かったのが眉毛の色を変えるアイテムです。

似合う、似合わないという観点だけでなく、生まれ持った毛量によっても、眉毛そのものの形を変えるのは簡単ではありませんよね。でも、色を変えるだけなら誰でもトライしやすく、自分に似合う眉毛の形のまま、気軽に印象をチェンジできます」

アイブロウ カラーマスカラ

Amplitude(アンプリチュード)

容量・税込価格 7.3g・4,180円(税込)
発売日 2021/08/04

3DアイブロウカラーN

ケイト

税込価格 935円 (編集部調べ)(税込)
発売日 2021/08/01

さらにプライベートについても伺うと、TikTokにハマった一年だったとか。プライベートとは言いつつも、リアルなメイク事情をチェックしているそうです。

「寝起きに大急ぎでメイクする女子高生だったり、オフィスワーカーだったり。TikTokに投稿されるメイク動画は、ラフさも含めて自然体。『皆さんは、このくらい手軽なメイクを求めているのね!』なんて、楽しみつつも仕事のヒントにしています」

すぐにでも真似できる、入浴中のクリームパック!

プライベートの時間にもメイクを追求し、さまざまな美容雑誌や女性誌に引っ張りだこのGeorgeさん。日ごろの疲れを癒すのに欠かせないのが、お風呂の時間だといいます。

「クレイやソルトにミルク系、ダイエット効果のある発汗系から癒しのアロマ系まで、肌の状態や気分によって入浴剤を使い分けながら、どんなに忙しくても、ゆっくり湯船に浸かるようにしています。きちんと湯船に浸かり、身体を温めてから寝ると、疲れの取れ方が段違い。質の高い睡眠を取ることで肌の代謝もあがります」

湯船に浸かる時間も有効に使い、GeorgeさんはバスタイムにSNSの更新やメールの返信、仕事に関するアンケート回答もこなしているそう。さらには入浴中にパックもしているのだとか。

「私がよくしているのはクリームパック。洗顔後に軽く化粧水を塗り、クリームを顔全体にたっぷり塗ってから湯船に浸かります。美白ケアができる『ホワイトケア クリーム』がおすすめです」

ホワイトケア クリーム

アクアレーベル

容量・税込価格 50g・1,980円 (税込) (編集部調べ)
発売日 2019/08/21

入浴中の乾燥を防ぐこともでき、クリームがしっかり浸透することから肌がやわらかくなるそう。クリームを洗い流したら、ブースターから基礎的なスキンケアをしっかりと、顔はもちろん、デコルテまでケアすることがGeorgeさんの鉄則だそうです。

2022年は大人なくすみパステルが来る!

ヘア&メイクアップアーティストとして、常に美容に関する情報をアップデートし続けるGeorgeさんですが、コロナ禍をひとつのきっかけに、自分の肌とじっくり向き合う時間が増えたそう。2021年には美白ケアや毛穴ケア、さらには美容医療も取り入れ、来る2022年に注目しているのが、エイジングケアだそうです。

「エイジングケアは長期戦。早く始めれば始めるほど、きれいな肌を保てます。特に私の場合、垂れ目に憧れていたことから目もとのリフトアップに必要性を感じず、アイケアは後回しにしていました。でも、今から始めても無駄にはならない。きちんとケアをすれば、結果はついてきます。2022年は私自身をひとつのお手本に、より多くの方にエイジングケアの大切さをお伝えしたいと思っています」

さらに国内外のファッションコレクションを常にチェックしているGeorgeさんに、2022年に流行るメイクについてお聞きすると、その答えは「くすみパステル」。

「ビビッドなカラーのお洋服が流行る分、メイクはグレーイッシュな色調に流れるはず。最近では甘いイメージの色だけでなく、くすみパステルカラーのコスメが増えてきているので、私自身もくすみパステルを取り入れた、大人っぽいカラーメイクに注目しています」

ユーザーの目線を大事にする一方、ファッション界のトレンドも欠かさずチェックしながら進化していくGeorgeさんのメイク。2022年にはGeorgeさんがどんなメイクを披露してくれるのか、今から楽しみでなりません。

ヘア&メイクアップアーティスト・Georgeさん

雑誌から広告に写真集まで、幅広い分野で活躍。最新のメイクトレンドを盛り込みつつ、一人ひとりの美を最大限に引き出すテクニックとセンスに、モデルや俳優、アーティストからのオファーが絶えない人気のヘア&メイクアップアーティスト。特にナチュラルにして美しい“肌づくり”に定評があり、美容雑誌や女性誌のメイク特集を数多く担当。2021年6月には自身初となる書籍『ナチュラルなのに肌がキレイに見える Georgeの透けツヤ肌メイク』(インプレス)を上梓。

取材・文/大谷享子
撮影/大槻誠一

(アットコスメ編集部)

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