今回は、ヘアメイクアップアーティスト長井かおりさんに"イマドキ眉"の作り方をお聞きしました。
長井かおりさんプロフィール
■イマドキ眉って?
そもそも今流行っている「イマドキ眉」ってどんな眉? 長井さんに聞いてみました!
「イマドキ眉は引き続き太めが主流です。眉の形のトレンドは、『ストレート&ややアーチ』がいいと思います。この形は日本人の顔になじみやすく、かつ目を大きくみせられます。眉を太めにすると、目と眉の「幅」を狭く見せられるので、目もと全体の印象が強まり美人に見せることができちゃいます。
そして眉の色ですが、髪の毛先の明るい色に合わせるのがベター。でも明るくしすぎると、若いというより子供っぽく見えるので注意しましょう」
◆濃い眉のお悩み
眉のお悩みは、形、生えている位置などさまざま。濃い眉には濃いならではのお悩みがあるようです。 クチコミの中からお悩みをピックアップしました!
長井さんに聞く! 濃い眉向け【イマドキ眉】の作り方
「本当の自分の眉毛の形を知っていますか? 知らずに好き勝手に切ったりすると、顔になじまない不自然な仕上がりに。まず濃い眉さんは、自分の眉毛がどこまで伸びるのか『MAXでボーボーな自眉』を把握するのが重要です。
そしてスッピンの時に眉の形を把握しないままカットするのは絶対NG! 眉毛のカットは眉メイクをした後にしましょう! 眉を仕上げたあとに、はみ出た部分の毛だけを最後に切って。これは薄い眉でも共通です」
スクリューブラシで毛流れを整える。スクリューブラシを使うことで余計なファンデーションを取り、眉毛の生えている方向を把握することができる。
写真の丸い部分のような毛の密度が薄いところを、アイブロウペンシルで埋める。
左右の眉を交互に描くこと。片方ずつ眉メイクを完成させるとアンバランスな眉になる。
「描く」⇒「スクリューブラシでとかす」⇒「描く」を繰り返すことで、ペンシルで描いた部分を眉になじませつつ、眉の形を決めていく。
「眉頭の毛は切っちゃダメ!眉頭は『立たせ』ましょう!眉頭は生えた長さを活かして」
ペンシルで眉の形を決めたら、はみでたところをカットする。そのあとまたスクリューでとかす。
スクリューブラシの方向は、眉頭の場合は下から上へとかす。眉山は横へスッとブラシをすべらせて、眉尻は斜め45度下に流す。
ここで理想の毛の流れが見えたら、足りない部分をペンシルかパウダーでまた少し書き足す。
完成!
モデルにはブラウンの眉マスカラを使用。やわらかで女性らしい眉毛になりました。
7万人の眉毛をみた長井さんからのポイント!
イマドキ眉から遠ざけるNGポイント
「眉毛は『産毛』が集まった集合体。ムリに剃ったり抜いたりしなくてよし! 眉毛の周りを剃ると、産毛のないツルツル肌になり不自然です。『孤島』のような存在感の際立った眉毛に見えます」
「スクリューブラシ」って使ってます?
「『スクリューブラシ』は眉メイクで重要な道具! みなさん使ってますか?
描きながら、とかしながら、眉毛に色をなじませながら、自分の眉の毛流れを把握できるので、ブラシは絶対使ってください!」