Chapter.5 「ワクワク」するエンターテイメント性を生かしたプロモーション[@cosme NIPPON PROJECT]

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フローフシのプロモーションはさらに続きます。4月16日の全国発売に先駆け、4月1日から8日まで表参道で先行発売をおこないました。それは大ヒットした「LIP38℃」の2018 年春夏の限定「LIP38℃ +1℃ SWIRL(スワール:渦)」。

フローフシのブランドフィロソフィー「Liberate Beauty.ひらけ、きれい。」を、いち早く体感してもらうために、ポップアップストアをオープン。さまざまな理由で、今少し、きれいをおやすみしている人たち届けるためにおこなったプロモーション。
店頭には連日若い女性が列をなし、フローフシの新商品を体験する姿が。

「春のメイクトレンドは、カラフルなカラーを使ったアイメイク。目元とバランスを取りながら今っぽさを出すなら、リップはヌードカラー」(桑島さん)。今までのコンセプトに+1℃の血色感を上げるRED(動脈)、BLUE(静脈)、GOLD(肌なじみ)がなる3つのグリッターをスワール(渦)にすることで、今年のヌードカラーが完成する処方は、今ドキの顔になれるという、お手軽アイテム。

「商品の機能性だけでなく、楽しむことを提供したいんです。ブランドを立ち上げた当時は良いものをつくることだけに集中していましたが、今は、モノ以上にエンターテイメント性がある“ワクワク感”も提供したい。期待以上の仕上がりやサプライズがあってもいいのかな、と感じるようになりました」(今村さん)。

元旦に発売したグリッターコートもしかり、コスメを通してワクワク・ドキドキを提供したいという気持ちが誰よりも強く、そして実行に移している。

「今年のテーマは“FUN”なんですよ。新しいアイデア、遊び心、エンターテイメント的要素をとことん追求して、皆さんをあっと驚かせたいですね」と語る2人。そのワクワク・ドキドキは海を渡り、海外からもオファーがかかっているといいます。
「ワクワクを提供するには国境なんて関係ないですよね。これからもたくさんのサプライズを提供していきたいです」。

「僕らのミッションはさまざまな人と出会い、自由なアイデアを受け取ることで新たな価値を生み出すこと。そして驚きと創造力を満たした美しいカルチャーを作り上げること」。今までにないコスメを作る、フローフシのこれからに目が離せませんね。


今回お話を聞いた人は……
【桑島正幸(くわじままさゆき)】
代表取締役 ・クリエイティブディレクター /香川県出身。工業高等専門学校卒業。中学時代の同級生である今村氏とともに 2010 年 8月フローフシを設立、代表に就任。プレイングマネージャーとして、クリエイティブ関連を担当。

【今村洋士(いまむらひろし)】
商品企画開発/香川県出身。高校卒業後、携わった病院経営でエンドミネラルの開発者であるドクターに出会い、マスカラの開発に着手。中学時代の同級生である桑島代表とともに2010年8月フローフシを設立。商品企画開発を担当。

撮影/斎藤大地
取材・文/長谷川真弓

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