毛穴の目立ちを解消!メイク講師に聞く、スキンケア&メイクのコツ

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メイクレッスン専門店「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、毛穴を目立ちにくくするスキンケア方法とメイク方法とを教えていただきました。

よくある毛穴目立ちの悩みと原因

毛穴が黒ずんでいる」
毛穴が開いている」
毛穴を隠そうとすると汚くなる」

【原因】
スキンケアの段階で対策が不足している
ベースメイクを塗り重ねて隠そうとすることで、かえって目立っている

チェック!やりがちポイント

クレンジングを使っていない・丁寧にできていない

化粧水の使用量が足りていない

ファンデーションで隠そうとしている

☑ 自分で気にしているほど実際は目立っていない

気にするほどではない場合が多い

毛穴の目立ちはスキンケアで改善することが多いです。また毛穴に悩む方は多いですが、実際は自分で気にしているほど毛穴の目立ちがひどい方は多くありません。自分で鏡で見る距離が近いために、気になっているということも。

毛穴は誰にでもあるものです。隠そうとしてファンデーションを厚塗りすると、かえって毛穴落ちして目立ったり、クレンジングで落としきれずに黒ずみ毛穴になってしまうこともあります。メイクで隠す場合は、クレンジングできちんと落としましょう。

また、チークやアイメイクまで仕上げると、目線が分散されて毛穴にばかり目が行かないようになります。ベースメイクの段階で毛穴を消そうとする必要はありません。

毛穴のタイプと原因

黒ずみ毛穴
小鼻などの黒ずみ毛穴は、化粧や皮脂など油分の落とし残しが原因です。クレンジングと洗顔を見直しましょう。

▼開き毛穴
頬などにぽっかりと開いた毛穴は乾燥が原因です。保湿を見直しましょう。

▼たるみ毛穴
しずく型の毛穴はたるみが原因です。すぐに改善するのは難しいですが、ハリケアを見直しましょう。開き毛穴同様にしっかり保湿することでやわらぎます。

黒ずみ毛穴のスキンケア

油分の入ったクレンジングを使う

黒ずみが気になる場合は、洗浄が足りていないことが多いです。黒ずみの原因は皮脂や古い角質による角栓。オイルやクリームなど、油分が入ったクレンジングがおすすめです。また「クレンジング不要」とされているアイテムでも、黒ずみが気になるという場合は、石けんや洗顔料だけでは落としきれていない可能性があります。

油分の入ったクレンジングは乾いた場所で使う

オイルやクリームなど油分の入ったクレンジングは、一般的に水分と出会うと乳化されてクレンジング力が弱まります。スチーマーを当てながら使ったり、蒸気のあるお風呂場で使ったりするのはNG。「濡れた手OK」などの表示がないものは、乾いた場所で使いましょう。

丁寧にクレンジングする

摩擦を過度に心配してクレンジングをサッと済ませていると、落としきれなかった汚れが酸化してしまい、くすみの原因になることがあります。

クレンジングを肌にのせるだけでなく、メイクとしっかりなじませることを意識しましょう。摩擦にならないように、クレンジングの量はメーカーの推奨量をしっかり使いましょう。小鼻などの皮脂が多い箇所には、とくに丁寧になじませます。

開き毛穴のスキンケア

化粧水はたっぷり使う

化粧水の使用量が足りていない方は多いです。うるおいを補うためには、油分ではなく水分が大切。まずは水分をたっぷりと与えましょう。

メーカーの推奨量(500円硬貨大など)を使います。化粧水は毎日使って1~1.5か月で使いきる量であることが多いですが、何か月もなくならないという場合は使用量が足りていない可能性大。多めに出すと手のひらからこぼれてしまう場合は、適量を出して重ね付けしましょう。肌がもちっとした感触になればOKです。

毛穴の目立ちを防ぐベースメイクのコツ

毛穴の目立ちは、基本的にはスキンケアで解消します。それでも目立つ場合はベースメイクで対応しますが、厚塗りしないことが大切です。

「MAMEW(マミュ)」ではどの年代の方でも、ベースメイクにはファンデーションを使わずにコントロールカラーで仕上げることが多いです。色ムラを補正すると、ファンデーションを使わなくても素肌がきれいに見えます。また、ファンデーションを使わないことで薄づきになり、崩れにくくなります。

基本のコントロールカラーフェイスパウダーの使い方はこちらの記事をご覧ください。

こちらではファンデーションを使う場合のポイントをご紹介します。

のせすぎに注意

ファンデーションののせすぎには要注意。厚塗りすると、毛穴落ちして余計に目立ちやすくなります。毛穴をうめるタイプの化粧下地を使う場合も、ほんの少量でOK。きちんとクレンジングをして落としましょう。

気になる箇所はやさしく叩き込む

ファンデーションを少量取り、手やスポンジを使ってとくに気になる箇所にだけやさしく叩き込みます。少量ずつのせて、足りなければ少しずつ足します。毛穴はパウダーでごまかせるので、ファンデーションで完璧に隠そうとしないようにしましょう。

フェイスパウダーでふんわりとぼかす

ブラシにフェイスパウダーをよくなじませて、薄くムラなくのせます。パール感が強いものは毛穴落ちが目立つことがあるので、繊細なパールのものか、パールが入っていないものがよいでしょう。

フェイスパウダーの使い方を動画で解説

「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、フェイスパウダーの使い方を実際に見せていただきました。

フェイスパウダーの使い方

使ったアイテム

クレンジング&マッサージ

MAMEW(マミュ)

容量・税込価格 120g・4,950円(税込)

コントロールリキッド

MAMEW(マミュ)

容量・税込価格 25ml・3,300円

熊野筆 フェースブラシ

MAMEW(マミュ)

税込価格 17,600円

フェースパウダー

MAMEW(マミュ)

容量・税込価格 20g・3,300円

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取材協力

パーソナルメイクアップサロン MAMEW(マミュ)

経験豊富な講師を独り占めしてメイクスキルを学べる、老舗のメイクレッスン専門店。お顔の分析手法の一つとして、2007年よりパーソナルカラー診断を取り入れている。メイクのプロが診断するので、似合う色やアイテムがわかるだけでなく、実際のメイクで実感できる垢抜け体験が魅力。東京・原宿にある@cosmeの旗艦店「@cosme TOKYO」1階のほか、新宿と銀座に店舗を展開。

(アットコスメ編集部)

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