印象的な目もとが完成。マスクの色別、おすすめコスメをプロがレクチャー

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▼目次
カラーメイクを取り入れるコツとは
オレンジのマスクに合うおすすめコスメ
ピンクのマスクに合うおすすめコスメ
ラベンダーのマスクに合うおすすめコスメ
グレーのマスクに合うおすすめコスメ
ミントグリーンのマスクに合うおすすめコスメ
白や黒など、その他の色のマスクに合うメイク

色とりどりのコスメが登場し、思わずワクワクしてしまう2022年の春。でも、いざカラーコスメを手にしても取り入れ方がわからなかったり、マスクとの色合わせに悩んでしまったり…。そこで、ヘア＆メイクアップアーティストのGeorgeさんに、オレンジ、ピンク、ラベンダー、グレー、ミントグリーン、5色のカラーマスクに合わせるカラーメイクを教えていただきました。

この記事は2022年3月14日（月）に配信したインスタライブの模様をまとめたものです。
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「カラーメイクへの第一歩を踏み出すなら、アイブロウやマスカラなど、範囲の狭いパーツから取り入れるのがおすすめです。たとえば、いつものブラウンメイクにピンクの眉を合わせたり、オレンジのマスカラをプラスしたり。少しずつチャレンジしてみてください」

「カラーメイクには、肌を明るく見せる効果があります。マスク着用により血色感が悪く見えやすいときでも、カラーメイクを取り入れることで血色感が高まり、軽やかな印象になれるんです。また、眉毛やまつげなどの黒い要素を顔から抜くと、雰囲気が一気に変わり、抜け感やトレンド感を簡単に演出できます。

ちなみに、鼻根から1～1.5cmくらい下の位置にマスクをつけると、バランスよく見えるんですよ。上げすぎるとメイクが見えなくなるし、下げすぎると顔が長く見えてしまうので、マスクをつける位置も意識してみて！」

「簡単で失敗が少ないのは、マスクとメイクを同系色にすること。ただ、同系色だとポイントがなくなってしまうので、オレンジマスクをつけるときは、マスクより少し濃いオレンジメイクにしたり、逆に淡いオレンジにラメを重ねたりと、濃淡をつけるのがおすすめ。

さらに、隣り合わせの色（類似色）を意識することも大切です。色鉛筆って、オレンジの隣に黄色があったり赤があったり、その隣にピンクがあったりして、きれいなグラデーションになっていますよね。そういった配色を意識して組み合わせると、統一感が出てまとまりやすくなると思います」

「オレンジ～黄色のグラデーションでまとめ、マスクと統一感を出しました。肌なじみのよい色ばかりなので、カラーメイク初心者さんにもおすすめですよ」

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「眉はオレンジで仕上げ、ふんわりやさしいニュアンスをプラスします。『セザンヌ』の『ノーズ＆アイブロウパウダー』は粉質がやわらかく、使いやすいアイテム。肌なじみもよいので、初心者さんにもおすすめです。ノーズシャドウとしても使えるんですよ」

「全部のメイクをオレンジにするとまとまりが出すぎるので、アイシャドウは黄色系に。ベージュのラメ『06 Amber』とマットなイエロー『11 Neon light』を組み合わせることで、使いやすくしました。『11 Neon light』は一見派手ですが、肌にスッとなじんで自然な仕上がりに。『06 Amber』は下まぶたなどにポイント使いすると◎」

「アイラインにはオレンジを使います。こちらはミルキーオレンジのような淡いカラーで、自然な印象に」

「発色のよいオレンジマスカラでメリハリをプラスします。まつげは面積が小さいパーツなので、しっかり発色するアイテムでも違和感なくつけこなせます。ウォータープルーフ＆カールキープ効果も高いので、マスクの蒸気でカールが下がりやすい人にもおすすめです」

「ピンクマスクには、類似色でもあるオレンジ～オレンジブラウンのメイクを合わせるのがおすすめ。血色マスクとしてピンクマスクを使っている人も多いと思いますが、ピンク×ピンクだと甘くなりすぎるので、オレンジでヘルシー感やカジュアル感を出すとバランスよくまとまります」

「キャラメルのようなまろやかなブラウンのパウダーと、ウォームブラウンの眉マスカラを使います」

「ラメ感があるしっかり発色のオレンジ『21 Golden dune』。上まぶた全体と下まぶた広めになじませます」

「目頭と目の下に、ポイントでグリッターホワイトの『WT083』をオン。マスクをすると、目の下に影ができやすいので、ハイライトを入れて立体感を出すのがおすすめです。目の下を明るくすると印象もアップしますよ」

「ミルキーな発色で今年っぽいアイテムです。アイラインにあえて淡いブラウンを使うことで、ほどよく目力をアップできます」

「マスカラはしっかり発色のブラウンです」

「類似色の組み合わせで、ピンクやラベンダーを使用しました。モデルが黒髪なので、抜け感や肌の明るさが出るよう、ピンク眉にしたのもポイントです」

「眉は、ラベンダー色のマスクにも黒髪にも合う、ピンクをセレクト。眉がしっかり生えている場合は、先に眉マスカラを毛並みに逆らって塗ってから、その後パウダーを重ねると、ふんわり眉に仕上がりますよ。毛が少ない場合は、パウダー→眉マスカラの順でメイクしましょう。

黒髪の場合、眉も黒だと重くなりすぎるし、逆に明るすぎると抜けすぎてしまいます。肌に近いピンクやオレンジは肌なじみがよく、おしゃれ感が出て華やかなイメージに！」

「プチプラで、しっかりピンクが主張してくれるパウダーです」

「アイシャドウはマスクの色に合わせてラベンダー系のカラーを仕込んで、ブラウンをポイント使いします。クールになりすぎないよう、かわいらしい印象を目指しました。

ツヤ感の高いラベンダー『PK885』を上まぶた全体に、眉下までしっかりとなじませて明るくキラッとさせたら、二重幅にブラウン『BR381』を。下まぶたは涙袋に『PK885』、目尻に『BR381』をプラスします」

「ピンク×パープルメイクに黒のアイラインを合わせると重さが出てしまうため、グレーで抜け感を演出しました」

「毛の統一感をだすため、マスクに合わせてパープルをセレクト。マスク・まつげ・眉と、上にあがるにつれて色が徐々に明るくなるようメイクしています。上まつげのみでも、下まつげにも塗っても、好みでOK」

「重く見えがちなグレーマスクは、あえてピンクメイクで甘辛に仕上げるのがおすすめ。メイクだけを見ると甘さが強い印象ですが、グレーのマスクを合わせることによって甘さ控えめになるので『ピンクは苦手だな…』という人にも挑戦してほしいです」

「眉までカラーにすると少し派手な印象になってしまうので、アッシュ系ブラウンで落ち着かせるのが◎」

「アッシュブラウンの眉マスカラで毛並みをしっかり際立たせ、目元に強さを与えましょう。外国人のような雰囲気も演出できますよ」

「2種類の質感のアイシャドウを使いました。上まぶたをしっとりした質感の『アイグロウ ジェム PK801』で仕上げ、下まぶたに明るいピンクラメ『エレガンス ラズル アイカラー 12 Stiletto heel』をのせてピュア感をプラス。目元をピンクで囲むことで、グレーのキツさが和らいでかわいらしい印象に」

「ピンクとグレーの甘辛感を抑えておしゃれな雰囲気に仕上げるため、アイライナーはホワイトをセレクト。目のキワ全体にラインを引くのではなく、目尻のみにポイント的にラインを引きます。今回はライブ用にラインを長めに入れていますが、ほんの少し入れる程度でもOKです」

「ピンクより少し深いプラムカラーを使い、ピンクの甘さを抑えながら目元の印象を強めました」

「おしゃれ感を出しつつ、色味もしっかり感じられるメイクに仕上げています。モデルの髪色がハイトーンなので、合わせる眉色にも注目を！」

「髪色がハイトーンの場合、眉色を明るくするとのっぺり見えてしまうため、モーヴカラーで太めに描くのがおすすめ。目力もアップします。

3色入りのパウダーの場合、自眉がしっかり生えている人は中央の色で描けばOK。眉がない人は、濃い色と中央の色を混ぜて下描きし、眉が生えていないところは濃い色で。眉頭は濃すぎると印象が強くなってしまうので、明るい色と中央の色を混ぜて使用すると、メリハリのある眉に仕上がりますよ」

「パウダーに合わせて、眉マスカラもモーヴカラーをセレクト」

「透け感のあるベージュ系の『BE387』を上まぶた広めになじませた後、目のキワに重ね付け。『BE387』は長年売れ続けている大人気カラーです」

「下まぶたの目頭には、ラメ感のあるピンクベージュ系の『23 Candle night』をなじませ、瞳の輝きを際立たせました」

「肌なじみのよいブラウン『BR381』でラインをスッと引き、目の形を調整します」

「ベージュのアイシャドウにブルーのマスカラを組み合わせることで、派手すぎず存在感のある目元に仕上げました。ベージュとブルーってじつはとっても相性がよく、インテリアやバッグなどにもよく使われるおしゃれな配色なんですよ。また、ブルーは赤を補正するので、白目をきれいに見せる効果もあります」

「血色感がなくなりやすいので、ピンクやオレンジ系メイクを合わせるのがおすすめ。下まぶたに赤やオレンジ、ピンクを入れると、顔色がきれいに見えるはず！」

「血色感が強くなるので、ベージュ系のメイクで色味を抑えるとバランスよくまとまります」

「ベージュはどんなメイクとも好相性です。グリーン系のカラーアイライナーやマスカラ、オリーブ眉も合うし、赤みやオレンジも◎。ブラウンメイクなら、ピンクベージュなどのキラキラで明るさを足してみて」

「これから暖かくなるので、ピンクのカラーアイライナーにグリッターをのせてキラキラさせてみては。ピンク眉もおすすめ。黒や紺とピンクは相性がよいし、おしゃれに見える組み合わせです」

今まで使いこなせなかったカラーアイテムも、マスクの色に合わせることで、取り入れやすくなりそう！ 色の力を借りて、マスク生活を楽しみながら乗り切りたいですね。

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雑誌から広告に写真集まで、幅広い分野で活躍。最新のメイクトレンドを盛り込みつつ、一人ひとりの美を最大限に引き出すテクニックとセンスに、モデルや俳優、アーティストからのオファーが絶えない人気のヘア＆メイクアップアーティスト。特にナチュラルにして美しい“肌づくり”に定評があり、美容雑誌や女性誌のメイク特集を数多く担当。2021年6月には自身初となる書籍『ナチュラルなのに肌がキレイに見える Georgeの透けツヤ肌メイク』（インプレス）を上梓。

George Instagram（@george828）
George Twitter（@george_vivo5）
George YouTubeチャンネル「George's Beauty up」

文／イトウウミ

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（アットコスメ編集部）