イタリア キャンティのワインを真面目にテイスティング!

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イタリアの高級ワインの産地と言えば・・・キャンティ!そんなイタリアワインの伝統を誇るカステッリーナ・イン・キャンティ市にある由緒ある地で栽培されている素晴らしいワイン『ビッビアーノ』 をテイスティングっ!

『ビッビアーノ』のブドウ畑は総面積約25ヘクタールにのぼり、3000本以上の木が植えられた広大なオリーブ畑に囲まれている。ブドウ畑は、標高270−300mの丘の斜面に広がり、最高の日照条件と風土に恵まれている。そんな贅沢な環境で出来るワインの美味しさは言うまでもない。

では、代表的な3つのワインをチェック!左からビッビアーノ キャンティ・クラッシコDOCG、モントルネッロ キャンティ・クラッシコDOCG、ヴィーニャ・デル・カパンニーノ キャンティ・クラッシコ グランセレツィオーネDOCG。全てにおいてイタリアのワインの最上位に位置付けられる分類 DOCGの表示がされている。

同じメゾンから生まれたワインでもブドウ品種や熟成日数と方法によって味や価値が変わってくる。例えば、私がこの中で最も美味しいと感じたエレガントでタンニンを舌に感じるフルボディの『ヴィーニャ・デル・カパンニーノ キャンティ・クラッシコ グランセレツィオーネDOCG』は、サンジョヴェーゼ・グロッソ100%、フランス産バリックとオークの大樽で24ヶ月ほど熟成させて完成したワインで、サンジョヴェーゼ95%、コロリーノ5%、スラヴォニア産オーク樽にて約4ヶ月熟成させて出来たミディアムボディの『ビッビアーノ キャンティ・クラッシコDOCG』と比べると2倍以上値段が違う。

いつもは、とにかく楽しんで飲むワインだけれど、この日はソムリエ達と、真剣にワインテイスティングをし、どういう時にどういうワインをおススメするのか、どういう違いがあるのか、またビンテージワインを試飲して、何の銘柄の何年ものかと推理したりお勉強モードでした。真剣にワインを飲む(テイスティング)ことなんて滅多にないので・・・

ビッビアーノ経営責任者及びキャンティ・クラシコ・ワイン協会の理事 トンマーゾ・マッロッケージ=マルツィさん(写真右)と、直接お話も出来て楽しかったです。

生産者から直接ワインの美味しさを教えてもらうなんて贅沢ね。レストランでワインリストを見ながら単に銘柄で判断せず、ソムリエにマニアックに質問してみるのもいいかもね。

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