アメリカ発ジュエリーのオートクチュール

  • ツイートする
  • シェアする
  • 送る

パリのルーブル美術館の一角にあるパリ装飾美術館で、パリのオートクチュールファッションウィークの間、アポイントメント制で素敵な展示会が行われていた。
さあ素敵なジュエリーをチェックしてみましょう。

ニューヨークベースのTemple St. Clair Carr のジュエリーデザイナー Nancy Lorenz氏によるジュエリーコレクション。

9つのコレクションが飾られてあり、ミミズク、フォックス、魚、クラゲ、フェニックス、カエルの王子、海龍、蛇、亀がそれぞれ専用の宝箱とともに飾られている。身につけるジュエリーというより目で楽しむアールデコーのオブジェと言えるもの。美しい芸術作品と同時にとってもキュートである。

製作に3年間を要し、とっても精巧な宝石が美しいけれど、こんなにユニークな発想はどこから出てきたのでしょうか?
実は、デザイナーの息子に関係していたのです。川で遊んでいたときに見つけたカエル、蛇をクビに巻いて遊んでいる彼を見ていた彼女は、作品にインスパイアされたそうです。会場にはクロッキーや息子の写真なども展示していた。

またアジア芸術を学ぶため日本に5年間滞在していたこともあり、母親の感性、故郷アメリカ、アジアなど多くのものによって完成された作品。また新たな美しいジュエリーアーティストを知ることができて楽しかった。

  • ツイートツイートする
  • シェアシェアする
  • LINEで送る送る

この記事に関するタグ