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クチコミ
2010年3月21日 発売 13,000円(税抜)
ザ・ギンザは通常取り扱い
全国販売は一部専門店のみ限定販売(入荷量売り切ったら終了)
以下、パンフレットより
『このクリエーションは、
過剰な香水の匂いに満ち溢れた
この世界に対する反発です。
人々にとって香りとは魅了するものではなく、
本来の意味を忘れ去られた儀式と成り果てています。
L'EAU SERGE LUTENSは、
世を支配する作為的な香りと一線を画し、
「清潔さ」を守ろうとする至上の精気体(エーテル)なのです』
L'EAU、直訳すると【水】
リーフレットをみて驚いたのが、この公共広告機構のようなはっきりとしたルタンスの主張があったこと。いままでは、香りのストーリーやイメージがかかれていたように思っていたので、「どうした??」と思ってしまいました。静かに怒っているようにも、嘆きにも思いました。
肝心の香りですが、男性用の化粧品やトニックのような、全く甘さのない爽やかな香り。時々石鹸ぽさがかすかに出てくるような気もしますが、時間がたっても香りに変化がほとんどありません。最後はトニックに柔らかい花の香りが出てきます。
主張があるが故でしょうか、まっすぐな香り。イメージは30代。40代の仕事でもプライベートでも円熟味が出てくる前の30代。自己形成の最後に、己を問われてるように思えます。
なぜかマンゴはこの香りをかいでいると『朝日の差込む完璧に真っ白な洗面所で、仕事に行く前に身支度の最後に、このフレフランス』というイメージでした。
香りそのものは、ありがちかなという気はしないでもないのですが、「清潔さ」というのは、ずば抜けて表現されていると思います。ぬけるような透明感があります。この香りを通してルタンスからの問題提起といえばいいのでしょうか。今回は哲学的な印象を受けました。
ちなみに、ムエットだけで実際にまとってはいませんので、御了承ください。あと、表現力があいもかわらずなさすぎるのも許してください。。
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