ヴァン クリーフ&アーぺル / ミッドナイト イン パリス オードトワレ 口コミ

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クチコミ12件中 2件目を表示

K#さん
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5購入品

2016/2/19 20:40:13

EDP使用。

ブルガリブラックに似ているという噂をちらほら聞くのですが、そう言われる理由はわりあい明確かな、と。
トップからがっつり香るレザーとついでにマテ茶あたりがギチギチ絡まりあう安定のゴムスタート。←コレです。
といって、あとから来る甘さまで似てると言っちゃうのはちょっと乱暴かなという気も個人的にはしないではないのですが、もしそこまでざっくり似てると言い切ることができちゃうのだとしたら、確かに両者は似てるのでせう。

ワンプッシュした瞬間はちょうどこの美しいボトル色を思わせるような深い色の半透明感が一瞬香りますが、すぐに柑橘もローズマリーも分からなくなって一塊のゴム(with spicy mate)と化しますw
このパートに関しては近づいてよく嗅ごうとすればするほど攻撃的に香ります。
(ここが嫌いならロールオンタイプのアトマイザーでも使えば、量の調節がしやすいのとトップの飛びが早くなるのとで、幾分ゴム感も緩和されるのではないかと思います。)

ミドルにほんのり絡むのは、ちょうどリキュールにおけるそれっぽい人工的な雰囲気のお茶でしょうか、疲れを見せはじめた夜更けのゴムの横顔がいくぶんアンニュイですw
ありやなしやのこのパートを過ぎると、レザーの余韻を残したままスムースなラストへ。
この辺をグルマンっぽく語る向きも結構あるようなんですが、個人的にはあんまり美味しそうには感じないかなぁ。
だってレザーまだ居るし、そこの物陰に。 → |ω・`)

ゆらゆらとインセンスのまつわりつくアンバーにトンカビーン、アーモンド、ベンゾインがやさしく寄り添う夜更け過ぎは確かに甘美。
めくるめく夜歩きに疲れたふたりが、レザーのジャケットをぞんざいにソファへ放り、くすくす笑いでベッドに滑り込む、そんなひとときを思わせます。

どうなんでしょう、こういう香りを扱いやすいと語るのは、あるいは世間的に非常識であったりするのかもしれませんが、無知にしてそのあたりのことはよく分からず。
ただ、個人的にはふつうに親しみやすい香りだなと感じます。
(単に、ゴムのアンチキショウを除けば男臭いとかおじさんぽいとかって要素が感じられないからってだけかも?)

ちなみに海外サイトをちらほら見る限りでは、あちゃらさんに総じて評判のいい香水のようです。
気候のせいか、嗜好のせいか、まあ両方でしょうけれど。

秋から春までプライベートで重宝しそうですが、とりわけ、冬の夜に似合いそうですね。
もちろん、そこが芸術の都ではないにせよ。

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