ゲラン / トンカ アンペリアル 口コミ

ラールエラマティエールシリーズの1つ。トンカアンペリアル、「トンカ帝国」、ゲルリナーデの1つ、トンカビーンを主役にした香りです。

トップから、ベースのトンカビーンなのかアーモンドなのかコクのある甘い香りが広がります。

ベルガモット、ローズマリーというアロマ的な原料が使われているため、すっきりとした香りもあり、あと、すこしスパイシーな要素も香ります。



マティエールシリーズは素材に焦点をあてて、1つの芸術作品を作るといったコンセプトだったと思うのですが、個人的には、3つのグループにわけられると思っております。

1つ目グループが、ゲルリナーデであるバニラ、トンカビーンの甘さに焦点をあてたオリエンタル調の、ヴァニーユ、アンジェリーク、キュイル、ダルメニ、トンカ。

2つ目グループが、他ブランド他商品にもよく使われるフローラル素材を独特の解釈で焦点をあてた他にもありそうでなかなか類をみない、ガーデニア、バルバル。

3つ目グループが、マティエールにはちょっと・・・（個人的な意見です。3万以上は高いと感じる）新しい2つ、ネロリ、チュベローズ。

3つ目グループ以外は全て所有しております。ちなみに、アンジェリーク（口コミ済）が一番好きです。



で、本題のトンカアンペリアルですが、キュイル、ダルメニとならんで、扱いが難しい香りだと感じます。マティエールは素材重視。その素材にハマるかどうか。

良くも悪くもトンカビーンの香りが主役（渡鬼ＳＰのピン子くらい出ずっぱり）なので、最初から最後までコクのある甘いトンカビーンが出ずっぱりです。

アロマなトンカビーン、スモーキーなトンカビーン、ウッディなトンカビーンと変化はしますが、常にトンカビーン。そして香り立ちは静かに感じますが、持続時間も長く、満腹感がぬぐえません。

このまさにトンカ帝国をどう感じるか。好き嫌いが分かれるのではないかと思います。

トンカ、キュイル、ダルメニがやはり人気（販売数的に）がないらしく、知名度もあるヴァニーユ、2つ目グループのガーデニア、バルバルあたりが人気みたいです。

ただ、トンカビーン好きな人には、ホントに素敵な香りではないかと思います。

ちなみに私の購入は、アンジェリーク、ヴァニーユ、バルバル、ガーデニアの次くらいに買ったような気がします。その後、ダルメニ、キュイル、ミールエデリール（廃盤）と続いた記憶です。

個人的には、ランスタンマジー（ベルガモット、アーモンド、ウッド香が共通）やボージュールドゥマヴィ（共通原料なし）が印象的に似てるかな。

限定店舗ですが、一度、お試しされて、じっくり体感してからの購入をおススメします。

（個人的には、マティエールシリーズよりエリクシールシリーズの方が出番が多い。通好みなのがマティエール、2018年現在日本で使用しやすいのはエリクシールかな。）

使用した商品

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