シャネル / イニミタブル エクストレム 口コミ

カラーマスカラ偏愛記録
30 パープル


悪いところが見つからないのに何で★5より上じゃないのだろう？とずっと自問していたのですが、その理由は単純で、真新しい出会いのウキウキがないから、でした。
（ごめんなさい）

それもそのはずで、よく考えたらイニミタブルエクストレムは発売当初（10年前…！）からブラックもブラウンも何度もリピしていて、とっくに良さを知っているから。

コンパクトでよくしなるブラシはとても優れもので、
上下まつ毛に塗りやすくストレスフリー。　
発色もよく、ひと塗りでしっかりマスカラ液がからむのもさすがシャネル。

お湯でも落ちるタイプでもちろんそれも売りなのだろうけれど、ぼろぼろ落ちる感じが苦手なことと、1回ではすっきり落ちきらないから目元を擦る回数が増える→目元の皮膚に負担をかけそうだなってことで、私はリムーバーでオフしてます。

色に関してですが、肌にのせると結構パープルなのに、
実際にのせるとそれほど紫を感じない。
比べてみてはいないが、やはり黒に比べれば印象が違うのだろうけど、パープルの柔らかさというより強めのブラウン感の方が強いような？
ラメやパールなどの質感が含まれておらず、色の深みだけで発色させてることが大きいかも。

何年も前に購入したのですが、
その当時のパープルマスカラ（限定で度々出てた）って、もしかしたらシャネルだけかもしれないけど、パープルでありつつシックに気品高く黒に寄せる、みたいな絶妙なシェードがあったように思います。
黒っぽいのに黒ではない。そういう色を追求する美学、みたいなのがスタンスだったのかなあと。
（今のカラーマスカラ旋風のカラフルさももちろん楽しいんですけどね）

というわけで、パープルマスカラマニアな私からすると、
上から見ても下から見ても真横から見ても、
あまり紫を感じられないなあと思っています。

とはいえ、シャネルの紫は紫なわけで。
抜け感がそれなりにあるだろうとセルヴォークやスリーなどのアイシャドウと合わせると、思っていたより目元が強めになってびっくりする。
長さが出るわけでなく、ボリュームもまあまあだけど、色の深みでまつ毛の力がでる感じ。さすが。
長年のデパコス王道ブランドの気品と威厳を感じます。
でも、今の私の気分ではない。ミスマッチとは言わないけれど。

写真はto/oneの02番バーガンディーとの比較なのですが、つい手がのびるのは今はto/oneの方。

マスカラがどうこうというわけではなく、
私の趣向もずいぶん変わったのだなと再確認したマスカラでした。

（この1、2年でCHANELのアイシャドウは全部手放しちゃったのですが、やっぱりレキャトルとかにはこちらのマスカラの華やかさが生かされるのでは。絶妙にバランスがとれて、アイメイクも美しく仕上がるのだろうなーと思います。）

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