ケンゾー / フラワー タグ オーデトワレ 口コミ

今年出た香りの中ではトップノートからラストノートまで全て気に入っていて、個人的ベスト5くらいには入ってるトワレです。
3プッシュほど付ける分には弱めな香りなので香害にはなりにくいかと思いますが、ミドル部分に自分で酔っちゃうことがあります・笑。
体調・鼻・皮膚と香りとの相性って結構ありますので、その人の状態に合わせた量の調節は必要かと思います。
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画像:50mlのボトル。
数量限定品だそうなので100mlを買おうかな…とか一瞬思ったのですが、他にも色々と欲しい香りが控えていることだし、あと100mlのボトルは超巨大なので50mlにしました。100mlのボトルは、タテの長さが多分50cmくらいあった……。
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トップノート：ブラックカラント、マンダリン、ルバーブ。
ミドル：ピオニー、ジャスミン、スズラン。
ラスト：ムスク、ティー、バニラ。
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秋の初めに川辺のショップでアッティモ ローフロラーレ（フェラガモ）のコフレを買った時、このフラワー タグも店頭で試香させていただき、サンプルもいただいてきました。そしてとても気に入ったので、数週間後に購入。

初めて付けてみた時の第一印象（トップノート）は、「コクがある大人っぽいベリー×バニラ」。
ブラックカラント（クロスグリ）の甘過ぎないベリー香と、あと何故かラストノートのバニラが一緒に香り立ってきたのです。
「コク」と感じたのは、多分マンダリンの柑橘香だと思います。果実がよくリキュールで使われてますので、そこからの連想？
私の鼻は何故かものすごくマンダリンに弱くて、トップノートにマンダリンが入ってると大体「うっ！　これいいですよ！？」て感じてしまいます。
冬の今付けてみると、その時とはちょっと印象が違っていて、ルバーブの爽やかな青っぽい香りが先に立ちます。温度や湿度、私の肌の温度によって変わってくるんですね…。
ルバーブよりも、秋に最初に嗅いだ時の「大人ベリーバニラ」な印象の方が、個人的には好きですが。

このトップノートに関しては、先月出たトレゾァ イン ラブ ミッドナイトローズ（ランコム）に一枚ベールを被せて遠ざけて、そしてそのベールごとバニラとベリーをお酒の中に漬けたような？印象を持っています。個人的に。

マンダリンのコクがある柑橘香を感じている間に、もうミドルノートのピオニーとスズランが顔を出してきて、そしてこれらの香りがわりと長く続きます。
この時間帯の印象は、「青っぽい爽やかツンデレ」。（ぇ
私の鼻はピオニーの香りを強めに感じるらしく、そしてこの香りはすごく爽やかで清潔感があるお花の香りでとても好きなのですが、そこになんかふわっとパウダリー的な何かが混じっています。これがスズランの合成香料ということなのでしょうか。
同じくスズランを使っている有名な香りはディオリッシモですが、あれとはまた全然違う感じが。
因みにジャスミンは、かなり弱めです。個人的な印象では、ピオニー＞スズラン＞ジャスミンという感じ。

そしてラストがムスク、ティー、バニラなのですが、個人的にはこのティー部分がものすごく良い仕事をしてると感じてます。
トップノートからラストノートまで全部気に入る香りって少ないのですが、このトワレは全部の過程が気に入っていて、個人的には特にラストが好きです。
このムスクは単体で嗅いだら結構メンズに傾いてそうなムスクなんですけれども、そこをティーが「ちょっと待ってみ？」みたく引き止めて中和してくれてます。
更にバニラが甘ったるくなり過ぎるのも中和してます。
あ。このトワレって、微バニラなのです。なのでバニラの極甘香を求めていらっしゃる方には、あまりお勧めできません。
私にとっては、このくらいの甘さが丁度良いです。

全般的にケンゾーの香りって、今まであまり積極的に纏おうとは思っていなかったのですが（すみません）、このトワレに関しては今年の冬のヘビロテになりそうです。

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