ゲラン / サムサラ オーデトワレ 商品情報

ゲラン一族の最後のネ（調香師）ジャン・ポール・ゲランの遺作と勝手に思っている香りです。なぜか？このサムサラ以降、ゲランはLVMHに買収されて、ジャン・ポール・ゲランは顧問のような形でゲランに残るが、マーケティングと厳しい予算管理、香料の規制によって、結局ゲランから一族ごと去ってしまった。サムサラを世に送り出した時、ジ…

ボトルは、彫刻家ロベルト・グラナイの作。クメールの踊り子のようなフォルムにキャップは仏像の目をかたどったと言われ、サムサラの輪廻という名の由来にふさわしい。トップノートはジャスミンの花。イランイラン、ホワイトムスク、アイリス、トンカビーン、バニラ、サンダルウッドとラストになります。私は新月の日にこのサムサラの購入…

ダンナからのプレゼントです。「自分が中学生くらいのときによく嗅いだ香りを纏って欲しい」とのご要望でしたが、あまりにもヒントが少なすぎる…。ダンナの中学時代といえば、80年代後半あたり…。巷ではディオールのプワゾン、シャネルのNo.19、サンローランのオピウムが流行っていたなぁ…と、おぼろげな記憶を頼りに各カウンターへ……

お香のような重めでオリエンタルな香りが好きな方にはぴったりだと思います。10年以上使い続けていますがこれ以上の香りに出会えません。EDTとは言えかなり濃厚です。参考までにDiptyqueのタムダオ、オーデュエル、Vivienneのアングロマニア、ラルチザンのアンバーエクストリームなどを使用してきました。ムスク、バニラ、アンバー、チャ…

ご存知の通りサムサラとは輪廻という意味ですね。仏教とかインド文化あまり詳しくないので今回クチコミするためにWikiでちょっと調べましたが、限りなく生と死を繰り返す輪廻イコール苦しみで、そこから脱して二度と再生することのない状態が、解脱であり理想であると。なんて重たい名前を背負ったフレグランスなんでしょう。それを踏まえ…