トム フォード ビューティ / チャンパカ・アブソルート オード パルファム スプレィ 口コミ

香調:　フローラル・オリエンタル

TOP NOTES: コニャック、ベルガモット、染料用の緑の雑草、トカイワイン

MIDDLE NOTES:　チャンパカ、蘭、スミレ、ジャスミン

BASE NOTES: バニラビーン、アンバー、サンダルウッド、マロン・グラッセ

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なんとも怪しい雰囲気を醸し出すこの香り。
トップはベルガモット控え目で、
コニャックとトカイワインが香り立ちます。

ところで、このトカイワイン、ハンガリーのトカイ・ワイン地区(Tokaj-Hegyalja Borvidek)で生産される貴腐ワイン。
特にTokaji Eszenciaは、1ヘクタールから500mlが2本分出来るか出来ないか位の貴重なもの。
濃厚な蜜の様な甘さは、食後酒として私も大好きです。

その香りがノートになるなんて、素敵〜♪

ミドルはチャンパカなのですが、トップのお酒の余韻と、
ベースのバニラ、アンバーが相俟って、
インドの庭の清らかなチャンパカと言うよりは、
間違ってトカイワインの樽に落ちてしまった酔いどれチャンパカと言う感じなのです。
が、これはこれですごく素敵なのです。

ラストは、マロン・グラッセなのでしょうか。
バニラと一緒にグルマンな甘い香りがアンバーと共に残ります。

そしてオリエンタルなのですが、極軽めなので、
真オリエンタルの重々しさはあらず。

そう言えば、ちょっとFrapinの1270を思い出させます。この香り。

求めているチャンパカの香りとはちょっと違うのだけれど、
これはすごく好きな香り！
と言う事で、50mlお買い上げとなりました。

ユニセックス用ですが、ちょっと甘さのある香りなので、
辛口好みの御仁にはお口に合わないかなと思ったりもします。

そして、やはり万人向け/万人ウケじゃないとは思います。
ある程度好き嫌いが分かれる香りかな。

極微量なら、日中でもいけるかなとは思うのだけれど、
やはり夜が似合う香りだと思います。

あっ！この香りの箱、下の台に上部をパカっと被せるだけなのですが、
もちろん固定する様なものは何も無し。
私は他の香りの癖で、上部を持って持ち上げて、
台と共に瓶を落とす事数回。
持ち上げる際、要注意です！
紙も分厚くて、色も黒じゃなく、黒に近い海老茶色で、
すごくこだわりを感じさせる箱なのですが…

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