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クチコミ
今年の8月に1本使い切ったアトリエコロンのグランネロリに次ぐ2品目は、このバニラ・アンサンセ。朝晩や日没の早さに秋を感じ、確実に嗅覚は秋冬用の甘い香りを求め始めた事を実感するこの頃。ただ、もう少し重たい甘さではない、1歩手前の甘さが欲しくて購入しました。
「人ごみの中を歩いていた彼は突然ハッとした。 この匂い、彼女の匂い。最初は彼が付けていた香水を彼女が取りあげて自分でつけていた。彼女が目の前に居るような気がして、一瞬のうちに過ぎ去った年月が甦る。
繊細なバニラの甘さ、ジャスミンとフレッシュライムが電波のように香り、リッチなオークモス、ウッズ、コリアンダーへとつながる」 (公式より)
グランネロリの時も感じた二面性をアトリエコロンには感じます。
付けたてトップは、ほのかなジャスミンと多めのライムの柑橘系が香り、バニラは何処??と思うのですが、自分の体の動きと時間の経過でバニラが顔を出してきます。でも、このバニラはグルマンなバニラではなく、濃いめの大人なバニラ。
パウダリーさも、ありません。直線的なバニラの香り立ちがします。
もっと時間が経つと まろやかさを帯びる様にもなるのですが、ライムとスパイシーなコリアンダーも消え去ってはおらず、不思議な二面性を感じずにはいられない香りです。
4時間以上経ったラストは、練乳の様に、まろやかで甘いバニラが、ひたすら香ります。
グランネロリを購入する前、ムエットで試香した際、クリーンなハーブの香りだけで、口コミをしたムスクとバニラの一さじ加減は、香る事がなかった為、今回もムエットでは無く、腕の内側につけてもらって試してから購入しました。
旨く言えないけれど、自分の動きに沿った香り方や、時間経過での変化が、ムエットだけでは伝わらない奥深さがアトリエコロンには、ある気がします。
もし、購入を迷われている方がいらっしゃるなら、アトリエコロンの香りはムエットだけでなく、ご自分の体に纏って試香して欲しいなぁと思います。
賦香率は15%と香りの持ちも、長め。
男性が纏っても違和感無く嫌味の無いバニラだと思います。(公式説明文にも ある様に、初めは彼が付けていた香りを彼女が使う様になったストーリーですから)
長袖を着る頃には、もっと甘甘な重めなバニラが欲しくなるだろうけど、9月の昼間に纏うバニラは、アトリエコロンのバニラが調度良いと感じています。
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