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シャネル4代目、専属調香師は、ジャック・ポルジュの息子であるオリヴィエ・ポルジュ氏。ミシアは彼のシャネル、デビュー作であり、ゼクスクルジフ15番目の香りとなった。インターナショナル・フレーバー&フレグランスに16年間在籍し、様々なファッションブランドの香水を手掛けた。日本では、レペット オードトワレ、ヴァレンティノ ウォモ オードトワレなどがある。
1つの作品としての香りを、より深く知りたいが為に、人物や時代背景なんかを調べてみたくなるのが私の癖。
かなり、はしょるけれどシャネルの最愛の男性、アーサー・カペルの死後、失意のシャネルを救ったのがパリの女王と呼ばれたミシア・セール(本名はマリア・ゴブデスカ)父親がポーランド人でマリアは、ポーランド語でミシアと呼ぶのだそうです。
「ミシア」の香りはミシアの人物像の香りではなく、ミシアとの出会いでシャネルに生じた人生の転機に焦点を当てたもの。パリの人々を熱狂させていた「バレエ リュス」の舞台の鼓動、観客の高揚感を香りに込めたとの事。
トップはバイオレットが私の肌では強く立ち上がります。暫く、そのまま時間が流れ、やがて僅かにグラース産の希少なローズ ドゥ メとターキッシュ ローズが柔らかい粉っぽさではないパウダリー調に変化し始める。アクセントには、アイリス。
4時間〜5時間を経て、自分の肌に残る自分だけしか、多分香らない残り香が甘柔らかく堪らない。トンカビーンとベンゾインが穏やかにラストを締めくくる。
トップは☆4だけれど、ミドル以降は☆5〜6
200ミリは多いけれど真夏以外には女性らしいフェミニンな装いに似合いそう。
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