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クチコミ
量り売りで購入したのですが、ボトルで入手すべきか迷う香りです。
(結局購入してしまい、☆6に変更しました)
最初はちょっと苦手かも……と思いました。ジャスミンとインセンス、石鹸のような香りが主体です。ツンとする香りであまり好きになれなさそうでした。
でも切り捨ててしまうには惜しい、何かが躊躇する香りが含まれています。
恐らくそれはシベット(霊猫香)だと思われます。この香料が入っている香水は初めてなので、恐らくなのですけども。
時間が経ってくると、植物系でないような香りが感じられ、それが主体の香りを広がらさせて、ふんわり甘い気もする……? ちょっと確信できなくて困ってます。
これを的確に表現できる語彙がなく、あまり参考にならないですね。
淡い甘さのような香りを求めているのですが、それだけではないこの香水に手を伸ばすべきか否か、しばらく悩みそうです。
ついでに、修道女というネーミングにも惹かれました。
「神に仕える清らかで純粋無垢な存在という汚れなきイメージを持つ修道女と、実際に修道女から受けた自分と母への冷たい仕打ちといった相反する側面をひとつの香りとして表現」
(……らしいです。WEB上の記事から抜粋です)
単純に清廉潔白な修道女ではなく、ある意味俗な人間性を含む修道女。捻ってますね。
修道女は清らかである。また人間は俗物である。そして修道女は人間である。
……という感じでしょうか?
二律背反(使い方があっているかは微妙)な完璧ではない存在の修道女を、凛とした汚れない部分はジャスミンとかの植物で、生臭い人間の部分は動物性香料で表現しているのかなーと勝手に想像しました。
さらについでに、俗っぽい人間の表現の延長上か、婀娜っぽい香りだとも思います。
修道女なのに、とクスッと笑ってしまいそうだけど、やはり含みがありそうですね。
追記
日によって感じ方が多少変わるのですが、ツンと感じていた香りのイメージが固まってきました。
尖ったところを大幅に削った柑橘系のような、酸味を飛ばしたヨーグルトのような(イメージが悪くなるとアレですが、ヤクル○みたいな乳酸菌飲料に近いような)香りがインセンスの部分に付随してる気がします。
これがインセンスと混じると、なかなか複雑で、個人的には悪くない香りだと思います。
最初は苦手だったのですが、鼻が慣れたのでしょうか? 好きな香りも嫌いな香りも表裏一体だなぁと思わされました。
また、@cosmeさんではない口コミで、「灰の乙女」や「修道女」なんて香水を女性がつけたいか、というコメントを見かけました。
香りとしては上品の一言で、女性力(女子力?)が落ちるような香水ではないとは思いますが、確かに字面的に一部の人には敬遠されそう。とは思いつつ、自分みたいなミーハーな人間は、まず名前に惹かれてファーストコンタクトを取りますので、良し悪しですね。
お香系が嫌いじゃない人には試す価値はあると思います。
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