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クチコミ
トップは爽やかなベルガモット。酸味や果皮の苦味のバランスがよく、とてもフレッシュ。まるで目の前でベルガモットの皮を絞っているような印象だ。その香りの下から、すっきりしたネロリが香りたち、ほんの少しだけのアンジェリカがアクセントを添える。とても嗜好性の高いシトラスフローラルから始まるトップは嫌いな人がいないのでは?、と感じるほど好印象だ。
付けてから五分もするとベルガモットは抜けていき、ネロリとジャスミンのフローラルに移行する。華やかというよりかなり「鈍い」フローラルで、じわじわと肌近くでくすぶるように香る。アイリスやベースのウッディが透けて香るせいかどことなく地味な印象。ここの香りが二時間ほど続く。
構成を見ていると、ここからラブダナムやアンバーでオリエンタルになるのかー、と思いきや、すっきりしたムスキーな香りと軽めウッディアンバーのミックスに落ち着く。香り持ちは全体で三〜四時間ほど。
アフターミッドナイトといういかにも夜向けの甘重い香りかと思いきや、すっきりしたシトラスフローラルにウッディムスクという軽くて嗜好性の高い香りだ。言ってしまえばバス〇リン系。夜に身に付けて、さあ夜遊びに行こうか、というようなセクシーな香りではない。風呂上がり、なにもすべきことはない。寝る前に香水付けたいけれど甘重い香りは鼻が疲れそうな気がする。そんなときに重宝しそうだ。翌朝にはすっかり消えているから、朝付ける香水の邪魔にもならない。
ザディファレントカンパニーは知っての通り、かの有名なジャン=クロード・エレナが創立したブランド。今はブランドからは退いているようだが、この香水はいかにもJCエレナが好きそうな、シンプルでキレイにまとまった香りだ。
たとえジュースの色が着色料由来であっても。
トップ:ネロリ、アンジェリカ、ベルガモット
ミドル:アイリス、ジャスミン、レンティスク
ベース:ラブダナム、ベンゾイン、アンバー、ウッディノート
調香師は、エミリー・コッパーマン。
(フレグランティカより)
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