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クチコミ
キリアンの香水で初めて嗅いだ香りです。
3年ほど前になりますが、その頃は金木犀の香りを色々比較できるほど香りをよく知らなかったせいかあまりピンときませんでしたが、最近、また香水熱が再発してしまい
何を血迷ったか、Playing with the Devil を勢いで買ってしまった時に、大容量のバイアルを頂いたので再度しっかりクンクンしてみました。
このメゾンは、ニッチ系でデフォルトのクレジットがないのでデヴィルの口コミは追って追加していこうと思います。
まず、やはり金持ちのやることは違うね!と。使う香料も質も、何もかも。。。
ただ、外箱やスリープケースが成金ぽくて仰々しい。
Kilianヘネシーとは、フランスのコニャックメーカーであるヘネシー直系の相続人。モエヘネシールイヴィトン=LVMHグループの創立者の孫に当たる大金持ち=つまり、有り余る遺産を使ってこのメゾンを立ち上げたことになるので、そら、どこまでも贅沢な香料を使って香水をクリエーションしていることは想像に容易い。
最高品質のオスマンサスとチュベローズを惜しみもなく使われているようで、オープニングから
おっ!と思わせるような奥行きと存在感です。
このメゾンの代表作では、Back to Black, Straight to Heaven というのがありますが、
どれもブランデーやラム酒、ピリリとしたスパイスをアクセントに加えた一種の毒を秘めたような強烈な香りが多いです。
陽と陰、天と地、光と闇、天使と悪魔との奪い合い、対極的な要素を1つの香りで表現している作品が多いのかな?という印象です。
特に黒のボトルシリーズでは、Cellars というカテゴリーに分類されていて
それはまるで、ワインやコニャックの貯蔵庫みたいなムードです。
女性が着けてもありかなとは思いますが、相当な玄人さんでない限り着けこなすのは難しそうです。これらの香りは基本的に男性向けです。
ひと嗅きするだけでも、貴族たちの世界観を垣間見たような錯覚を起こしてしまう。
その中で、このホワイトボトルのGood Girl Gone Bad は、メインがほぼ金木犀とチュベローズで成り立っているとってもフルーティなフローラル。上質な金木犀やジャスミン、チュベローズがふんだんに使われた贅沢な物であることはど素人の私でも分かりますよ(笑)
気合を入れるか、または、私のように衝動的な勢いでもなければ中々手を出しにくい価格設定
なので万人にはオススメできませんが、この香り自体は女性であれば気に入る人は多いかと思います。
どうでもいい話ですが、このキリアンヘネシーさん、まるで俳優のようにハンサム、
私のタイプです(笑)
補足:このメゾンは2016年にエスティローダーカンパニーズに買収されています。
つまりは、LVMHとエスティ両方の後ろ盾があると思われ、これから更なる大きな展開が期待できそうですね。今年10月、アジア圏(香港、タイ、韓国)で遅れをとりながらも、ようやく国内にも進出しました。現在、日本橋三越のみの展開となっています。
他には、フレデリックマルとルラボも同時に出店。いずれもエスティローダー
傘下のメゾンになります。
オススメです。
オープニング: オレンジブロッサム、ジャスミン、金木犀、ローズ
ミドル: ナルキッソス、チュベローズ
ラスト/ ドライダウン: シダー、アンバー
PERFUMER: Alberto Morillas
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