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この「ビガラードコンサントレ」の発売は2002年、2001年発売の「コロンビガラード」の濃度違い。柑橘精油といえばなんとなく黄色っぽいイメージがあるが、とにかく着色が大嫌いなJCエレナは精油の色を徹底して抜かせたみたいだ。すっきり無色透明なジュース、やっぱりエレナの作る香水はこうじゃなきゃね。そんなことを考えながらワンプッシュすると、立ち昇るのはツーンと鼻を刺すスパイシーなビターオレンジ。ピリッとしたピンクペッパーに、カルダモンのほろ苦さ、ちょいワキガチックに転がりそうなほどに効いたクミン。そして丸ごとかぶりついたときに香ってきそうなほどフレッシュなビターオレンジ。実際にビターオレンジをかじることはないけれど、そんな風に感じるくらいフレッシュ&スパイシー。
構成をみるとミドルにローズとあるが、フローラルに転ぶことなくオレンジのフレッシュさをキープしていく。スパイシー感は大人しくなっていき、少し果汁感が出てくるように思える。
ドライダウンになってもオレンジっぽさは色褪せることなく続く。そこにプチグレンの乾いたグリーンとシダーウッドで柑橘類の白い綿っぽさがプラスされるイメージ。持続はトップからミドルまでで30分、ドライダウンは4時間ほど。
このフレグランスには分子蒸留したビターオレンジ精油が贅沢に配合されているらしい(なんかよくわからんけどスゴいんだろうな、という感想しかわかないけど)。ミニマルでシンプルなエレナらしさを存分に感じられる香水だ。
トップ:ビターオレンジ
ミドル:ローズ
ベース:干し草、グラス(grass)、シダーウッド
調香師は、ジャン=クロード・エレナ。
(fragranticaより)
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