フレデリック マル / アン パッサン 口コミ

このクチコミ件数の少なさがわたしを嬉しくさせます・・・
ほんとに他の人とはかぶらないですよね、この香り。

長年使ってきたステラ・マッカートニーの香水にちょっと飽きてきて
ほかを試してみようと思っていたときにこちらに出会いました。

そう書くと簡単に出会えたように聞こえてしまいますが
かなりの金額と労力をかけてｗ　失敗に失敗を重ね、
やっとの思いでここまで辿り着いたのです！

日本では新宿伊勢丹でしか売っていないようなので
大阪在住のわたしは、オークションなどで小分けを買うしか
試してみる方法がない中、待てど暮らせどこれの
小分けの出品は見当たらず、しびれを切らして
海外のマニアックな香水を小分け販売してくれる
サイトから取り寄せました。

やっと手元に届いたとき、期待を込めて嗅いでみると・・・
うーん
なんとも変わった香り。
フレッシュでとっても青いお花の香りがする。
ザ・清潔感！という感じでありながら石鹸っぽいわけでもない。
非常に素敵だけれども、スキン・フレグランスとして身にまとうのはどうなんだろう・・・

などいろいろと考えましたが、とにかくつけてみることに。
最初は生花としか言いようのない新鮮な白いライラックの香りですが
徐々になんだか麦っぽいニュアンスが顔を出してきます。
キュウリの香りはよくわかりませんが、ライラックを薄める（？）ような感じで
全面に出るわけではなく、さりげなく存在しているようです。


好きか嫌いかで言えば好きだけれども
「これぞ自分の香り！」という気持ちで愛用する気にはなれないかなぁ。
なんて思っていましたが、小分けを使いきったとき
思いのほかさみしい気持ちになったので
アメリカに旅行した際にフルボトル（１００ｍｌ）を200ドルほどで購入しました。

それ以来、ここ1ヶ月半くらい毎日つけてますがついに「自分の香りだ！」と
思えるまでに至りました。
いったんこの不思議さのとりこになってしまうと、他のものでは満足できないかも。
季節のせいなのか私に体質の変化があったのか、最初の頃よりも
かなり自分の肌と相性がよくなってきたようにも思います。

ボトルがカッコイイけどそっけないのがちょっと残念ですが
（アニックのようなきれいなボトルが好き）、
しばらく愛用し続けることでしょう。

使用した商品

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