Maison Margiela Fragrances（メゾン マルジェラ フレグランス） / レプリカ オードトワレ バブル バス 口コミ

マルジェラの新作に(2020年当時)期待して買ってみました。

プレスの商品説明では

『バスタイムのリラックスした時間を香りで表現。
トップノートはピンクペッパーやベルガモット、石鹸の香りで、ミドルノートでローズやラベンダー、ジャスミンの香りが立ち、ラストノートでココナッツ、パチョリ、ホワイトムスクに変化する。』

『クリーンな石鹸の香りに、ジャスミンやローズといったフローラル系の香りとココナッツの甘さが交わることで、みずみずしくも上品な香りに仕上げた。
蒸し暑い夏の日も、これを身に纏えば石鹸の香りに包まれる心地良さを体感できるはず。』

だそうで『石鹸』表現の強いアピールを感じます。

実際に付けてみて…

暑い日で私の体温も高かった事も原因かと思いますが、トップから強めなココナッツの香りがします(ベースノートの筈なのに)。
ピンクペッパーやベルガモットはどこ？と言うくらい存在感が無いです。サボンの香りもいまいち感じられず。

その後ジャスミンの甘い香りが出て来ました。
私の肌ではローズやラベンダーは微弱に香る感じ。
ジャスミンの存在感が強めでも、ラベンダーのお陰か不思議とクリーンな印象です。
それと私の肌の上ではムスクは存在感が弱いです。

※後日、キンキンに冷えた部屋では後半でラベンダーを強く感じました！
そしてラストノートのムスクが強くなってかなりメンズ寄りの香りになりました。
こんなに印象が変わるとは…香水って面白い！

個人的な総評としては前半はココナッツとジャスミンの相乗効果で甘い香り、ところが後半になると清涼感のあるメンズっぽい香りへ変化していく印象の香水でユニセックス仕様に納得です。
※初期のボトルにはFemale and Male fragranceと使用する性別が明記してありました。今は全てのプロダクトがジェンダーレス扱いになっているようです。
因みにレイジーサンデーはFemale fragranceと明記してありました。

ココナッツは夏のイメージかも知れませんが、後半の香りの印象を考えると夏よりも秋冬の冷たい空気の方が繊細に色々な香りが出てくれて似合う様な気もします。

この香水は『海外の高級ホテルの石鹸』の香りですね。
ロケーションもビバリーヒルズですし。
自分はニール◯ヤードやモルトンブ◯ウンあたりで売られてそうなバスジェルやバスルームの香りがイメージに近いと思います(両方ともロンドンのブランドだけど)。

最初にココナッツがバーンと出てくる香りは日本では一般的に「石鹸」はイメージし難いかと思います。
ですから牛◯石鹸やダ◯などのソープの香りをイメージしてる方はイメージ違いになるかと思います。

私の家族はココナッツの香りやジャスミンの香りのシャワージェルが好きなので、そっち系統の香りが好きな方は大好きだと思います。

私にはあまり刺さらず気分転換に使うものの、レギュラー入り程ではないので評価は星４つです。

販売された当初は『石鹸の香りじゃ無い！』といった感想が多く見られかなりの低評価を受けていましたが、この香水が年月を経てより多くの人の手に取られて評価が上がって来ている事を嬉しく思います。

使用した商品

• 現品
• 購入品