Officine Universelle Buly / フゥイユ・ド・サヴォン「ニンフとさそり」 口コミ

通販の送料無料ラインに合わせるために購入して、すっかり忘れていました。
最初の印象としましては、香りがとても柔らかく弱いです。
リケン・デコスを先に使用していたので少し意外に思いましたが、何とも変わった印象でビュリーらしい香りかな、と思います。
爽やかとはまた違った硬質な軽やかさと重くない温かさがあって、これはこれで楽しいです。
ただ、紙石鹸としては通常版でも良い気がします。
もう期間限定で終了しているようですが、他の香りも試したかったな〜とも思うので、今度石鹸などの他のアイテムで別の香りにチャレンジしてみようかと思います。
ちなみに公式サイトの説明は下記の通りです。

香り
琥珀で磨き上げた素肌の上をすべる、ほろ苦いアーモンドの口づけ。 水銀のように、毒は大理石の少女の血管と視線を固まらせる。水中花のごとく凍り付く心臓。

この作品に描かれたニンフは、ルーブルの館内でシルエットで表現される展示方法も含め、とてもシンボリックだと感じます。

とても若い彼女が浴槽から出ると、蠍に刺されてしまいます。体の微妙な姿勢から、彼女が苦痛を感じていることがわかります。

この作品から、私が想像したのは滑らかで磨かれた白木の香りでした。
マンダリンのアンダートーンを中心にしたアルデヒド系の香りでこれを表現し、金属的なニュアンスをコリアンダーで、彼女の若さをムスクで描写しました。サソリの毒は、青酸のような香りのビターアーモンドで描き、中毒をほのめかしました”

ー　アニック・メナルド（調香師）

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