ゲラン / シャリマー ミレジム ヴァニラ プラニフォリア 口コミ

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クチコミ9件中 5件目を表示

AoTukiさん
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7購入品

2021/10/9 10:18:41

シャリマーは「オリエンタル」を確立した香水と言われている。
オリエンタルとはヨーロッパより東の地域、トルコあたりからアジアやロシアあたりで採れるスパイスや花の香りを使った香調の事。
ヨーロッパの方々にはエキゾチックで官能的と捉えられ比較的重く甘い香りが多い。

そしてもう一つのエピソードはインドの王様とお妃の愛の日々がバックストーリーにある事。
そして妃の死を悼むために建てられたのがタージマハルだ。


さて、シャリマーの2021年限定ミレジム ヴァニラ プラニフォリアはどんな香りだろうか。
名前からもわかる様にバニラが限界突破のレベルで過剰投入されている、このバニラはマダガスカル産のバニラを使用しているそうだ。
ゲランにとってバニラは欠かせない材料で、自社で香料を作るほど拘りと愛を感じる。
シャリマーはジッキーという香水に合成バニラを過剰投与させたことから開発が始まっている点でも如何に重要な要素かお分かりいただけるだろうか。

一吹きするとベルガモットとバニラが力強く香る、そしてベルガモットの皮となめした皮革を一緒に噛んでいるかのような鋭い苦みに「シャリマーを付けているんだ」と背筋が伸びる思いだ。
しかしそれは長く続かない。

出会い頭の正面衝突(意味不明)のようなトップから嘘のように穏やかなインセンスとバニラが香り立つ、このお香感が「寺」とされる所だろう。
この静かなインセンスがオリエンタル度を一気に上げるが、火のついている線香というよりお堂に染み付いた香りが漂っているかのような静かさだ、そこで微細氷の入ったバニラアイスを食べているかの様なミドルが長く続く。

ムエットで感じたアイリスのパウダリーはあまり感じない、バニラにザラッとしたムスクと茶色いビターな要素が加わり消えていく。


初めてのシャリマーに毎日溺れている。


独自調査による分析
ベルガモット
レモン
ローズ
アイリス
バニラエクストラクト
オポパニン
ホワイトムスク
クマリン

ティエリー・ワッサー氏

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