シャネル / アリュール オードゥ パルファム (ヴァポリザター) 口コミ

アロマ講習の中で手作り香水を製作し発表会をするというプログラムがあり
手作り香水は難しくて苦手ですが、実習の過程で仕方なく（？）３回ほど製作しました。
香水を手作りする場合、精油ノート（揮発速度）は
トップ・ミドル・ラストとグループ分けされ、一般的に性質が決まってはいますが
厳密なものではなく、収穫年度等により若干変化する繊細なもの。
その香りの持続性を考慮しながら調整してブレンドしていきます。

こちらアリュールは人によって香り立ちが変わる 。
トップ・ミドル・ラストと言う概念がなく香りの調和に重点が置かれた香水で
６つのハーモニ−のうち、どれが先に香り立つかは人によって違うと言う
シンクロノート・コンセプト。

このとても不思議で画期的な香水に
発売当初、衝撃を受けたのを覚えています。
一言で言うと女性らしい深みのある香り。
色のイメージは琥珀色の艶。

自分が楽しむ為に使う事が多い私は
香りは寝香水として付ける事が殆どです。
それか、外出の予定がなく引きこもる一日とか（笑）
この香りも深いリラックスが得られる落ち着いた香り。

寝香水として使う場合はどの香りでも同じように付け、
翌日は残り香だけで過ごすのですが、
他の香りと比べ持続性が長めです。

私が付けた場合ですが、
付けた直後は華やかで甘くもスパイシー。
ミドルあたりから核となる香りは落ち着いたフローラル。
そして序所に温かな甘みのある樹脂系やバニラの香りに変化し
艶っぽくとても女性らしい香りだと思います。

オリエンタルアンバリーで重厚な調香なので
とても良い香りですが、朝付ける時は、
付け方を気を付けないと重過ぎるかもしれません。

チャンス オータンドゥル EDTがライトで可愛らしい香りなら
こちらは奥深く大人。
香りですので、あくまでも主観的な感想です。

精油としてのベチバー、パチュリ、ベンゾイン、オークモスは
香水のラストノートとして調香される香りですが
単品だけでは少し独特の香りがする精油。
しかし、調和力があるというか何かにブレンドした瞬間に、
その香りに溶け込み、その香りの良さを残したまま、
ぬくもりのある温かい香りに変化するところが
個人的にとても好きな香りです。

今日は仕事も休みだし、10時からのジムもサボってしまったし（笑）
のんびりと（ま、勉強があるんですが、汗）外には出ないぞ！の
一日なのでアリュール付けて過ごしてます。（癒し）

この香りが似合う女性は素敵ですね。

調香師はジャック・ポルジュ
他の代表作はココ　マドモアゼル・エゴイスト・チャンス

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