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キャロライナ ヘレラ / 212 メン オーデトワレ 口コミ

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  • サンプル・テスター

イラン映画「別離」の劇中にこの香水を発見した時は驚きました。主人公の自宅の浴室横の棚の中にこちらのボトルが蓋なしの状態で置いてあったのです(…自分でもよく気付いたと思う位の密かな登場ですが…)。

この監督の前作ではイラン人女性がルイ・ヴィトンのバッグを持っていて驚いたのですが、今回もイラン人がニューヨークブランドを愛用…それが一日本人の私にはやはりシュールに思えたのです。国家レベルでは反米のスタンスを取るイランにおいても、民間レベルでは欧米文化の浸透が少なからず見られるということでしょうか(…そのことを描いた「ペルシャ猫を誰も知らない」という作品もあります)。

使用しているのはほぼ間違いなく主人公(30代後半の精悍でハンサムな銀行員)だと思われます。イランの中流階級の彼の自宅には機能的な電化家具が取り揃えられており、モダンで、西欧的ともいえる内装です。この香りはおそらく、生活に余裕があり教養もある都会人、かつコーカソイド的な彫りの深い端正なルックスの方に相応しい香りだと思うので、確かにこの香水は、知的で洗練された雰囲気の彼にはとても似合いそうです。

体感温度が一段低くなるような水のような清涼感・透明感と、男性用香水でよく感じる硬めのシトラスが混合されたトップは、都会を格好良くしなやかに歩く、だけれどちょっと傲然とした何かを感じさせる男性が眼前に現れたような、劇の始まりを思わせるような香り立ち。徐々に柑橘の硬さは薄れて、シトラスの酸味に甘みが加わり、ウッディ&ムスキーな、洗練された物腰や振舞いを思わせるような香りに変化していきます。

私の第一印象が「水と柑橘」だったのですが、調べてみると、基調は“アクアティック・ウッディ”だということで。水っぽい、といってもWateryの方ではなく確かにAquaticの方で、その透明さと流動感は、水のような風のような感じです(そしてその中に、何か先を見据える自負のようなものが含まれているような)。

ところで、先の映画の主人公を演じた俳優のペイマン・モアディはニューヨーク生まれ(のイラン育ち)だということで、このニューヨークブランドの香りを置いたのも何かの縁と申しますか、製作者のちょっとした洒落たウィットなのかも知れません。

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