シャネル / シャネル N°5パルファム 口コミ

マリリン・モンローの寝香水として、あまりにも有名ですね。
そのためか、なぜかセクシーなイメージになっているようですが
香り自体は、いたってエレガントな王道フローラル系。
女性らしさはありますが、セクシーさとはほど遠い香りだと私は感じています
高級石鹸のような清潔感と、華やかなブーケのようなフローラルパウダリー感。纏っていると、女性に生まれて良かった♪と思えるほど大好きな香りです(^ ^)

ロースの霜降りステーキよりは赤身のヒレステーキ…
何のこっちゃ？ですが、年を重ねると食べ物の好みも変わるように香りもそうなのかもしれません。フレグランスを表現するのにこの例えって…食いしん坊さ加減を露呈するばかりでお恥ずかしいですが、ホント、その通りで、
若い時は、「香水くさっ!」と捉えていた香りが心地良く感じられるようになったのは40歳を過ぎてからでしょうか。
決して五感が鈍ったせいではないと信じたいです(笑)

調香師エルネスト・ボーがココ・シャネルから新しい香水の調香を委ねられ、数あるサンプルから選ばれたのが、このNｏ5。サンプルのナンバーからNｏ5と名づけられたとか。合成香料であるアルデヒドを用いることによって、華やかさと持続性をもたらし、Nｏ5独自の世界を生み出したと言われています。

トップの華々しいフローラルから始まり、ほんのり香るバニラへ。
5番のバニラはジャスミン・ローズと花々に押され気味でとっても控えめです。
やがて石鹸のような、ほんのり甘いパウダリーな香りに、ふわふわと優しく優しく包まれます。ここがよく言われがちな、おばさまチックなおしろい臭さでしょうか。これが素敵なんですけどね♪
トップの香り立ちの強さが特徴的なので、出かける30分前には纏いたい香りです。膝の裏や、お腹に点付けするのがおすすめ。手首につけるのはきつくなるかも。私は香水とオープルミエール、TPOで使い分けています。
電車に乗るときなどは、ライトなオープルミエール、こちらは、5番の入門編のようで使いやすい香りです。初めて試香したとき、
「なるほどぉ♪」と感激しました。本家ほどの深みやまろやかさはなく、
また別物ですが、5番をおばさまチックだと敬遠されてる方などには
ぜひ、お試しいただきたいです。

使用した商品

• サンプル・テスター
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