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二十代で一度No.5オードゥパルファムを試してみたら、あまりの芳醇さと化粧臭さがトラウマになり、それ以来シャネルの香水自体を敬遠気味に。
三十路前後でたまたまオススメされたNo.19にハマってから、シャネルの香水に初めて興味を持ち始めました。
いつかはNo.5を、一時期でもいいから纏ってみたいと思いながら早数年。
つい最近肌に試す機会があり、試してみたところ。
拍子抜けと言うか、驚愕と言うか。
蓋を開けてみると、アルデヒドが前面に来るのを覚悟していたのに、溢れたのは濃厚なフローラルブーケ。
花、花、花の洪水。
もしかしたら私がアルデヒドを理解していないだけかもしれませんが、今まで試して来たNo.5シリーズとは明らかに違う香り。
何重にも重なったお花畑。
その中にベースとして、薄ーくアルデヒドが始終薫っているイメージです。
当たり前だけど、オードゥパルファムとは、香りが全く違う。
オードゥパルファムは、それぞれの香りが前面に主張して来る印象を受けました。
それとは対照的にパルファムは、様々な香りが控えめに、折り重なってひとつの層として肌から立ち上がる。
そんなイメージ。
一滴肌につけると尚更驚いたのが、洗い立てのTシャツと肌の匂いに馴染み過ぎるということ。
これには驚きました。
控えめ、且つ濃厚。
これはスプレーしちゃいけないやつですね。
あくまで、点でつける。
そうすると、体温が上がった時にふんわり立ち上がる感じになるのではと。
シャネルが、貴婦人でも夜の商売の女性でもなく、普通の女性がつけられる香水をと言った意味が分かります。
これは、付け方さえ間違わなければ、誰にでも似合う香りになるのではないかと思う。
好き嫌いはともかくもして。
植物性の香りと相性が良い私の肌では、ひたすらお花畑でした。
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