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クチコミ
<追記>
すいません、評価を下げにきました。
寒くなってきたら、甘さが一切感じられない、ピリピリするような香りに感じるようになりました。
リラックス効果も感じられず、ほっこりするようなところがまるでなし。
パプリカの旬は春夏ですから、やはりその時期の方がしっくりくるような気がします。
目が覚める香りというか。
情熱的なブラジルの灼熱の気候の方が綺麗に香り立つのでしょうか?
とはいえ、夏の盛りの方がグリーンが立ち、香害になりそうで使いにくく、かといって冬は甘さを感じられないので辛さばかりが目立つので不快。
んー?ちょっと使いどころを見つけられない。
この香りが漂ってくると一瞬びっくりするので、緊張を持続させたい時にでも香らせようか?
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憧れのエルメッセンスのセットを落札しました。
その中の1本です。
今では珍しいフローラルグリーンの香水。
残り香がシャネルの19番あたりと同じ。
フローラルグリーンに馴染みがない若い人は違和感を感じるのではないでしょうか?
「これって、いい香りなの?!」って感じそう。
フローラルグリーンの系統を定番にしている人には、フローラルグリーンにスパイスが効いた面白いアレンジだと感じそうです。
そういう意味で50代以上の大人をターゲットにしたかなり大人の香り。
調香師のジャン・クロード・エレナ氏の雰囲気を見ると、彼が青春時代に流行った香りなのでは?
さて、フローラルグリーンは夏場はムワッと立ち込めるので、特に猛暑のこの夏は1プッシュして後悔してしまいました。
アマゾンなどは気候がいい時期には他のどんな香りより美しく香るので、ドライのエアコンが効きすぎるくらい効いている室内でなら美しく香るかもしれませんが、蒸れた気候の中ではちょっと強烈。
金額的にはこのシリーズは経済的に相当成功した人でないと手が出せないお値段ですから、こんな特徴的な香りに高額を出せる人ということで、さらりと「成功者」とか「成功者の妻」を装うには面白い調香なのでは。
実際、フローラルグリーンはフォーマルな場所でないと似合わない系統の香りだと思うんですよ。
以前スーパーのレジの女性から19番が強く香った時にものすごく違和感があったし…(すいません)
その方に似合わないというわけではなく、エプロンで作業、という生活感ありありのシーンにはちぐはぐなんですよね。
生っぽい物が全くない、人工的な環境でこそ生きる香りというか。
そんなわけで、経済人の集まるパーティーで経済人の奥様か、ビシッとスーツで固めたバリバリのキャリアウーマンが香らせていたら、この香りで会話が始まりそう、なんていうイメージの香りなんですよね。
「素敵な香りですね。シャネルのええと…?」
「うふふ、シャネルじゃないんですよ。
エルメスの最近の物なの。
懐かしい調香ですよね。」
「僕の憧れていた上司からこのような香りがしていましたっけ」
(いずれも50代以上の大人達を想像)
…なーんていう感じ?
果たしてそんなシュツエーションにお呼びがかかる人はこの日本にどのくらいいるんだろうと思うと(しかも香りの好みもあるし)この香りをかっこよく香らせる人にはそうはお目にかかれないんではないかと。
4本セットでこれだけが全く減っておらず、さぞかし使いにくくて持て余したんでしょう。
私も持て余しそうですが、空が高くなる頃にもう一度こっそり試してみようかと思っています。
これ付けて出かける勇気はないなあ。
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