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クチコミ
空気が乾いてひんやりしてくると、甘く暖かい香りが欲しくなります。
そこでこちらのラブダナム18。
よく似ているとされる、マルのムスクラバジューと同じ、モーリスルーセル氏の作品ですね。
ムスクラバジューの方はかなり前に試したため忘れてしまいましたが、こちらも暖かみのあるムスク主体の香りです。
付けた瞬間、確かにシャリマーだよね!?と思って、手持ちのEDPと比べてみると、雰囲気というか香りのトーンがよく似ています。
シャリマーの方が、トップからミドル半ばまで甘さ控えめで、ラストに出てくる甘さがラブダナム18と重なってきます。
それでもシャリマーの方が甘さは控えめ、つまり、シャリマーのラストを2倍くらい甘くするとラブダナム18になる、といった感じです。
ラブダナムの香りを直接は知りませんが、いろいろ調べるとレザーのようなニュアンス、つまり渋めの香りのようですね。
こちらは、シャリマーに似ていると思ったくらいですから、最初こそレザーっぽい(というかレジン系の)渋みがありますが、甘くなるのが早く、しかもどんどん甘さが増してきます。
漂う香りは、お菓子っぽいようです。
寒い日に暖かいお茶を頂いた時のぬくもり感といいますか、ニットと共にこの香りに包まれると、何だかホッとします。
甘くて密度が濃く、アパレル系にありがちなスカスカした感じがなく、質が良い印象。
ミドルから甘くなりますが、意外とスッと消えていくのは、ルラボならではというか、80年代くらいのゴージャスなオリエンタルの甘い香りとは違い現代的な感じがしました。
ちなみに、他の似ているかな〜と思った香りと比べると、
ラルチザン・アンバーエクストリーム:
AEの方がインセンスが強く、ラストはバニラが強くなって、ラブダナムの方がムスク寄りなことが比べてみてわかりました。
シャネル・コロマンデル:系統としてはオリエンタルで同じですが、比べるとトーンというか香り方が全然違いました。
コロマンデルの方が、トップ〜ラストまで変化があり複雑、ラブダナムは甘くなってからはほとんど変わらず、ルラボらしくシンプルなつくり。
どちらも、付けていて暖かく感じることは共通。
重さは、個人的にAE>ラブダナム・コロマンデル>シャリマーEDP、と感じました。
同じ甘重い中でも、一番シンプルで使いやすいのはラブダナムだと思います。
他の香りも持ち出してくると、まぁ今すぐ入手しなくても・・・と思いましたが、暖かみのある深く素敵な香りで、これからの寒くなる季節にぴったりです。
一番似ていたシャリマーは、シャリマーが春夏でムスクが秋冬でいいじゃない!?と思えるくらい、比較すると軽く感じました。
シンプルなデザインの霜降りライトグレーのニットに合わせたい香り。
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