セルジュ・ルタンス / Sa Majeste La Rose(バラの女王) 口コミ

THE・GINZA直営で頂いたサンプル１mlとオクで譲ってもらった中古ボトルを所有。

サンプルは新鮮なのか軽くてあま〜いローズの香り立ち。かすかに男性っぽさを感じるか感じない程度。そして、あっという間に香りが飛んでよく分からなくなりました。

対して、中古のほうは経年で凝縮されたのか黄色が濃くて白い服につけると染みになりそう。
こちらはより男性っぽいトニック臭が目立ち、濃い〜ローズ香りになっていました。
香りも簡単には飛ばない。

つまり、新鮮なものより熟成した方が香りが長く強く香るようです。
ちなみに古い方のラベルは香水名サマジェステラローズが上、ルタンスのブランド名が下のもの。2015年現在は逆になったラベルです。

辛口のローズで大人の中性的な雰囲気を感じます。つけこなすのは確かに難しい香りだと思います。
でもね、高級な香りです。良いスーツから香ってきたら男女問わずに知的なセクシーさを感じます。
ブランド物を付けこなすにはこんな香りが必要なのかも。
少なくとも30代後半〜の香り。

セルジュ・ルタンスは成熟した大人のための香水なのだなぁと実感しました。
年齢を重ねる毎にハマると思うので今は熟成させるか他との重ね付けで頑張ります。

ルタンスの香りの退廃的なテーマに哲学を感じて、ブランド自体が大好き。
似合わなくても所有していたいというか・・・背伸びしている感じが新鮮です。

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