ディオール / ボア ダルジャン 口コミ

日付を上げずに追記。
ディオールで頂いたボアダルジャンのムエットからは数日経過しても衰える事なく、
個性的かつ高級感のある香りが漂っています…(＾ω＾)。(2016/11/29 記)

------以下、2016/11/25のクチコミ-----

イリスの香りに非常に期待しムエット・手首双方で試香しました。備忘録のようなものですがアップしておきます。
ラストノートが本当に長く香り、それが印象のメインとなる感じでした。【洋酒に包まれたウッディノート】。個性と高級感がありますが個人的には感銘を受ける類のものではありませんでした。

一番期待したイリスの香りですが、私にはイリスはそんなに感じられなかった。かすかに、程度でした。(残念)。まぁ元々フレグランスの構成要素のひとつにだけ期待を寄せて試香したところで、期待外れになるのは当然のなりゆきでしょうけれど。
前半は乾いた感じの、何とも表現できない香りがします。確かにパンの香りにも似ています。籐籠に入れられた焼いたパン？のような。
この時点では個性打ち出しすぎの変わった香り…としか感じられませんでしたが、
そこはさすがにラコレクシオンプリヴェの本領発揮なのか、後半で盛り上がりを見せ、ちょっとウエットで芳醇な、冒頭で記載の洋酒＋ウッディのような香りになります。

高級感のある香りですが、期待したイリスがそんなに…だった事、また、個性的かつかなりメンズ寄りで、自分自身の守備範囲の香調とはかけ離れているし(自分の個性、生活シーン、あらゆる意味でそぐいません)星の数でいえばいくつ相当かは表現するのが難しいです。
特に香りが盛り上がりを見せる後半を待つまでもなく、服で喩えれば、試着で鏡を見たとたんに、「あ、これは(色も、デザインも)私には違うわー。ははは☆」って、瞬間的にすぐ分かる部類といいますか。
(そういえば、ユニセックス・樹木やイリスが香る・フローラル的な甘さがほぼ無い、でも芳醇な「旨味要素」のようなものがある、また、星の数ではなんとも表しかねる、などの点でゲランの夜間飛行と共通する要素が微妙〜に？あります。香り全体としては全く似てないですけれど。
ちなみにかつて私が嗅いだ中で一番芳醇なイリスの香りといえば、夜間飛行のミドルに現れるイリスです。って、こちらも試香だけなのですけれどね。)


なお、以前、ディオールの全ラインナップではなく、ラコレクシオンプリヴェに絞って受けたオルグカウンセリングでは、「ラ　コル　ノワール」が選ばれたので、そりゃこの香りは私には違うわという感じでしょう。
ちなみに、もっと以前に通常ラインから選ばれたものだと「ジャドール　ロー」でそれはカウンセリングを受ける受けないに関わらず非常に好みの為とうに購入済。

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それにしても、ディオールだけでなくこういうエクスクルーシブライン的なフレグランスって、フレグランス好きとしては妙に期待が高まってしまうラインですが、諸要素の判断が通常ラインのものにも増してなんだか難しいですね。
しかし…ml単価にしたら、これってむしろ「かなり安め」という事になります。あくまで、香料の品質を奢り、それなりの構成の調香がなされているフレグランスの基準で言えばですけど。
それだったらもっと更にブラッシュアップした香りを極少量(7.5〜10ml台)のエクストラクトにして、1万後半〜2万弱位で販売してくれないかしら。あ、でもそれが出来ない諸事情があるのが現在の香水製造・流通・販売事情なのかぁ…、…。と考えても仕方のない事が頭の中をいつまでもぐるぐる無限ループするのでした(苦笑)。
各社申し合わせたが如くの大容量高価格設定は、総流通量抑制の意味(需給バランスコントロール目的)もあるのでしょう。ゲランが7.5mlサイズのエクストラクトを廃止していく理由の推測としても以前書きましたが。

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント  (提供元：デパートのカウンターで試香)