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2010/3/25

資生堂の調査によると、ヘアケアに求めるニーズとして、従来からの「髪に艶を与える」ことや、「ダメージ効果が高い」ことに加え「毛根から髪そのものを健康で美しくする」ことを求める消費者が多くなっていることがわかった。ヘアケアにおいては美しい髪の根幹ともいえる地肌をケアするニーズが高まり、ヘアサロンでの「ヘッドスパ」ブームを経て、家庭でできる地肌ケアへの要望が高まっているという。流通が注目する3ブランドを追った。

■資生堂「ツバキ」／3ライン目登場
「金ツバキ」現わる―。
資生堂は3月下旬より、ヘアケアブランド「TSUBAKI」（ツバキ）に「ヘッドスパライン」を投入。パッケージカラーに金色を採用し、赤の「シャイニングライン」、白の「ダメージケアライン」と併せた3ラインで展開する。
新製品は、シャンプーなど全4品目6品種をラインアップ。厳選された天然エッセンシャルオイルを全品にブレンド配合した。また、従来より配合している毛髪補修成分「高純度椿オイルＥＸ」も配合することで、地肌から美しい艶髪を育む。シャンプー、コンディショナーによるデイリーケアと、エクストラクレンジング、マスクという週1回のスペシャルケアを組み合わせたアイテム構成となる。
香りは、マリーゴールド、ローズ、シナモンなどをはじめとする天然エッセンシャルオイルのすがすがしいアロマ感あふれる香調。また、容器のカラーは天然オイルの滋養感や生命感の象徴である太陽を思わせる金色を使用し、ヘッドスパ美容の効果を表現した。

■P＆G「h＆s」／選べる2ライン
P＆Gの「h＆s」は、2種類のヘッドスパが選べる。地肌が乾燥しがちな時には「モイスチャー」シリーズ、また、地肌をリフレッシュさせたい時には「リフレッシュ」シリーズのそれぞれシャンプー、コンディショナー、トリートメントを用意。悩みにあったケア発想だ。
さらに、プレミアムラインを3アイテム用意している。“1分間ヘッドスパ”の「ヘッドスパクリーム」は、高純度アクアミネラル＋天然ミント配合処方が地肌ストレスを防ぎながら、軽いテクスチャーのクリームでマッサージすることで心身ともにリラックスする。
おやすみ時には「ヘッドスパエッセンス」。地肌をうるおいで満たし、根元から美しい髪を育む天然成分配合の薬用アクア処方だ。また、ヘッドスパ集中ケアキットは“1カ月集中ヘッドスパ”。1本使い切りタイプのキットで、高濃度トリートメント成分配合の濃厚な処方により、根元からさらさらで艶あふれる髪へ導く。

■コーセーコスメポート「サロンスタイル」／シーン別で24時間
コーセーコスメポートは、アウトバストリートメントを全面リニューアル。シーンごとに最適なアイテムで、より選びやすく効果的なヘアケアが可能になった。
たとえば「モイスチュアエッセンスミスト」は朝、「ヒートダメージプロテクター」はドライヤー前、「デイダメージミルク」は日中、「スカルプリフレッシャー」はシャンプー後、そして「エクストラスムースセラム」と「シークレットナイトリペアＥＸ」はおやすみ前といった具合。効果的なヘアケアで24時間美しく健やかな毛髪に導く。
【提供元　洗剤日用品粧報】