トレンド情報

2010/8/9

クラシエホームプロダクツは9月13日より、ヘアアイロンやコテによる“髪ヤケド”防止を訴求するヘアスタイリングシリーズ「プロスタイル フワリエ」をリニューアル発売する。
これに先立ち7月20日より、「渋谷109」8階に位置する、物販とカフェを合体させた情報発信型ショップ「ＳＢＹ　ＳＨＩＢＵＹＡ109店」で先行発売およびテスターの提供を開始した。

■メイクルームでも提供
10代後半から20代前半の女性に人気の巻き髪やストレートヘアだが、ヘアアイロンやコテは髪のキューティクルが水ぶくれ状態になるほどのダメージをもたらす。新製品は、髪ヤケド防止機能を進化させ、ターゲット女性が好むドット柄をあしらったデザインに刷新した。
ＳＢＹは、オゾンネットワーク（東京都渋谷区、白石泰史社長）が運営し、渋谷、原宿、心斎橋に計3店舗を展開している。渋谷店は52坪の広さで、雑貨や化粧品の物販エリアとカフェスペース、自由に化粧直しができるメイクアップルームがある。また、マガジンラックにある女性誌はカフェへの持ち込みや立ち読みができ、化粧品や菓子類のサンプリングも行われている。
今回は、物販エリアにおいて、イメージキャラクターを務めるモデルの小森純をデザインした什器や立ち姿のＰＯＰを活用した目を引く展開をしているほか、メイクアップルームに製品を提供する。ユーザー層の中でも特に流行への関心が高い女性が集まるほか「夏休み期間には全国から若い女性が多く来店するため、新しい『フワリエ』をアピールするいい機会と捉えている」（クラシエＨＰ広報担当者）。

■新鮮なコンセプトにも評価
オゾンネットワークでＳＢＹ事業を担当する渡邉正太氏は「ヘアアイロンのダメージをケアするというコンセプトが新鮮。ドット柄のパッケージが特徴的で、製品のバリエーションが豊富なのもよい」と、ターゲット女性に適したブランドコンセプトに期待を寄せる。
商品提供を開始した7月20日当日は、美容師の専門学校などを展開するヒューマンアカデミーがメイクアップルームでヘアスタイリングサービスを行っていたこともあり、10代、20代の女性でにぎわっていた。このサービスは、7月、8月の2カ月間で計8回予定されており「フワリエ」への関心もさらに高まりそうだ。【提供元　洗剤日用品粧報】