ビューティニュース

トレンド情報

2010/8/20

70%以上が紫外線を誤解!? 女性の「UVケア」事情

  • ポストする
  • シェアする
  • LINEで送る

70%以上が紫外線を誤解!? 女性の「UVケア」事情

日本ロレアルは、全国18歳~55歳までの女性700人を対象に、顔用日やけ止め製品に関するインターネットによる調査を行った。この結果、年齢に関わらず多くの女性が紫外線(UV)に関する正しい知識を持たずに、UVケアを行っている傾向があることがわかった。

■SPF値へのこだわりが万全な対策を阻害する
日やけ止め製品を選ぶときに最も重視するポイントとして、55.1%の女性が紫外線の中でもUVBの防御効果を示すSPF値を選んだ。これに対してシミ、シワ、たるみなど肌老化の原因となる紫外線、UVAの防御効果を示すPA分類を目安にしている割合は全体の26.1%にとどまった。UVAは、紫外線の約95%を占めているにも関わらず、半数以上の女性がSPF値のみに着目して日やけ止め製品を選んでいる傾向が浮き彫りになった。

■7割以上が、紫外線を誤解している
UVAとUVBについて正しく理解しているかを尋ねたところ、77%の人が「理解していない」と答え、SPF値に注目しながらも、それがどの紫外線の種類を防ぐ効果を示すものかは正しく理解されていないことがわかった。また「正しく理解している」と答えた23%の人に、シミ、シワ、たるみの主たる原因となる紫外線の種類を尋ねたところ、全体の85%以上が不正解の「UVB」と答え、正しい理解が不足していることがわかった。調査により、多くの人がUVケアをしている事実がありながらも、SPF値だけを基準に選んでおり、正しい紫外線対策のためにはUVBを防御するSPF値と、UVAをカットするPA分類の両方に着目すべきであることは、正しく理解されていないことがわかった。


■紫外線が肌の老化を作る
UVケア製品を使用することで何を最も防ぎたいかという質問に対しては、シミを挙げた人が81.9%で圧倒的に多く、シワが26.6%、たるみを挙げた人は14.1%にとどまり、紫外線が肌老化の大きな要因であることが認識されていなかった。UVケアを意識または実際に使い始めた年齢は、74%の人が30代以下と答え、そのうちの31.5%は10代からケアを始めており、紫外線対策への意識が低年齢化していることが伺える。自分の肌と実年齢との比較では、年齢が若いほど、肌への自信が弱い傾向にあり、UVへの警戒心はあるものの、SPF信仰が強く残っているために、正しい紫外線対策ができていないことがわかった。【提供元 洗剤日用品粧報】

  • ポストするポスト
  • シェアするシェア
  • LINEで送る送る

関連商品