ビューティニュース
2010/12/28
シュワルツコフヘンケルは、20代~40代の女性500人を対象に、インターネットによる「ヘアケアに関する意識調査」を実施した。ここ数年の不景気と節約ブームがきっかけで、消費そのものに対する考え方が変化し、ヘアケア製品の購入に対しても消費者の視点が変わっていることが明らかになった。
■価値や品質が見直される時代に
全体の86.2%が「ここ数年の不況によって、消費における商品に対する見方は厳しくなったと思う」と答えた。今年はじめ頃までは不景気の影響による節約ブームで低価格商品に人気が集中していたが、最近では安さだけではなく商品の価値や品質が見直される傾向が強まっている。
■7割は現状に満足していない
消費者の目が厳しくなっている中で、「なかなか満足のいくヘアケア製品というのは見つからないと思う」人は76.8%だった。現状に満足できないまま、納得のいく仕上がりを求めてさまざまなブランドを試し続ける人が多い。
■余分な成分がプチトラブルの原因に
また、「製品で髪や地肌のプチトラブルを経験したことがある」人は34%と、3人に1人はトラブル経験があり、製品への満足度が低いことにつながっている。具体的な症状としては、「髪がゴワゴワして手触りが悪くなった」が約60%と一番多かった。一般に出回っている製品の中にはシリコーンや油分が多く含まれているものが存在し、髪に余分な成分が付着してどんどん「メタボ髪」になり、ゴワつきやパサつきが回避できないという状況に陥ることがわかった。【提供元 洗剤日用品粧報】