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2011/6/4

今さら聞けない!? 美白Q&A

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今さら聞けない!? 美白Q&A

シミが気になっていても「年齢のせいかしら」、「美白しているのになかなか効果を感じられない」とあきらめていないだろうか。美白研究は日々、進化している。資生堂は「そもそも美白とはなに?」といったQ&Aから最新の研究成果を紹介している。 日焼けやシミ・ソバカスの原因となる紫外線は3月頃から徐々に強くなってきている。ひと言で「美白」と言っても、実はどんなものかよくわからない、という人もいるかもしれない。今回は美白に対する素朴な疑問に、資生堂スキンケア研究開発センターの佐藤潔主任研究員が回答した。

Q.そもそも「美白」とは?

A.シミの原因となるのは「メラニン」という色素。メラニンは私たちの肌や髪の色を決定づけ、誰もが持っているものだ。日焼けをするとメラニンが多く生成されて肌は黒くなるが、健康な肌状態であれば肌の生まれ変わりとともにメラニンがアカとして排出され、もとの肌色に戻る。一方、何らかの原因によってメラニンが過剰に生成され、排出されずに滞った状態が「シミ」。そして「美白」とは、メラニンの過剰生成を抑制し、肌にメラニンをためこまずスムーズに排出する手助けをすることである。肌のくすみを防ぎ透明感を与えて明るい肌色にすることを目的としたスキンケアも「美白」と言えるだろう。

Q.美白化粧品はどれくらいの期間使えば効果が出る?

A.個人差はあるが、正しく使用した場合、肌色が明るくなったと感じられるには早い人で1~2週間、シミが薄くなったと感じられるには1~3カ月間の継続が必要。ただし、これはきちんと紫外線ケアもした場合の目安で、せっかく美白ケアをしていても、紫外線のケアを怠っているとどんどんメラニンが作られ続けてしまう。不規則な生活や食事、ストレスなども肌の状態に影響するので気をつけたい。

Q.美白は40~50代からはじめても効果あり?

A.効果は期待できる。20代の人よりも、紫外線などの蓄積された影響がシミやくすみとなって現れてくる40~50代のほうが効果を感じやすいだろう。美白化粧品には美容液だけでなく、化粧水や乳液など、さまざまなタイプがあるので、使いやすいものから取り入れていくと良いだろう。

Q.しっかり美白ケアしているはずなのに、シミができるのはなぜ?

A.美白ケアをしていても紫外線ケアを怠ると、どんどんメラニンは作り続けられる。年間を通して紫外線ケアをしたい。また、美白化粧品の使い方や適量を守っているだろうか。コツコツと正しいケアを継続することが大切だ。

Q.レーザー治療でシミを消したら美白ケアはしなくても平気?

A.レーザー治療をしても紫外線ケアや美白ケアを怠ると新たにシミができる恐れはある。またレーザー治療では、シミの「予防」はできない。新たなシミを作らないためにも紫外線ケアと美白ケアは続けたい。

Q.美白化粧品を効果的に使うには?

A.洗顔できちんと汚れを取り除き、化粧水で肌がうるおった状態にしておくことで、その後に使う美白化粧品(美容液)が浸透しやすくなる。また、シミが気になるからしっかり浸透させようと、肌に強くすり込む人がいるが、これは逆効果。肌への刺激となりくすみの原因になることがある。やさしくていねいに肌に浸透させたい。【提供元 洗剤日用品粧報】

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