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2012/4/14

3000円はもはや高価格帯!? コスメ消費者調査

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3000円はもはや高価格帯!? コスメ消費者調査

今回の化粧品消費者アンケートでは、全国の20~30代女性412名に使用中の化粧品の価格についてたずねた。
洗顔料は500円未満の低価格商品が3割を超えてトップだった。500円以上、1000円未満と合わせると5割を超える。洗顔料はトイレタリー系メーカーのシェアが比較的高いため、単価も低い傾向にある。1000円以上、2000円未満が25%と、4人に1人が中価格帯の商品を購入しており、1000円未満に比べるとシェアは半数になってしまう。
一方、クレンジングは1000円未満が43%と過半数を切り、1000円以上が20%台後半のシェアを獲得した。洗顔料よりも単価が高く、オイル、ジェル、ミルクなど剤型の好みにこだわりがみられるクレンジングは、価格一辺倒にはなりにくい。
意外だったのは、クレンジングを使用していない人が1割に達したことだ。うす化粧やノーメーク派が属すると推測される。これをみると、ダブル洗顔の実行者は9割程度にとどまっているのがわかる。
化粧水は1000円以上、2000円未満が3割強でトップシェアとなった。これはドラッグストアやバラエティストアを中心に展開するセルフブランドの価格帯であり、セルフ流通を利用している人が多いことがわかる。この中にはおそらく、通販ブランドも含まれているようだ。
1000円未満の低価格帯も20%台の後半に達し、2000円未満で6割近いシェアを獲得した。回転率の高い化粧水は、気兼ねなくたっぷり使いたいという意向もあるだろう。
使用率は95.4%と、シャンプーに次いで高い。海外と比べると日本人の化粧水使用率は群を抜いており、これほど化粧水好きな国民もめずらしいと言われている。化粧水がブランドの窓口的役割を果たすと位置づけるメーカーが多いのもうなずける。【提供元 週刊粧業】

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