ビューティニュース
2013/2/2
資生堂は、20~30代の日本人女性を対象(N=18人)にまつ毛についての詳細な研究を行ったところ、「まつ毛は成長スピード(成長速度)が速いほど長い」ということを新たに解明した。
あわせて、まつ毛の成長速度を高めて長くする成分の研究を進め、「ナツメ果実エキス」にその効果が高いことを発見した。
なお、この研究成果については、2013年6月28日に開催される日本抗加齢医学会総会で発表する。
今回、まつ毛の成長速度と長さの関係について着目し、20~30代の日本人女性を対象(N=18人)に250本以上のまつ毛について詳細な研究を進めた。その結果、長いまつ毛ほど、成長スピード(成長速度)が速いという関係を明らかにした。
この新知見にもとづき、「短い成長期の成長速度を高めることによって、まつ毛を長くする」対応成分の研究を進めた。200種以上の植物抽出エキスについて毛の細胞の増殖を活性化する作用を調べたところ、ナツメ果実エキスにその効果が高いことを発見した。
さらに、ナツメ果実エキス配合(「あり」と「なし」)の試作品を4カ月間連続して使用する試験を行い、ナツメ果実エキスがまつ毛の成長速度を高めることを実証した。【提供元 週刊粧業】