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2013/1/19

コスメ業界を目指す☆面接で気をつけるべきポイントは!?

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コスメ業界を目指す☆面接で気をつけるべきポイントは!?

転職活動の面接といえば、スーツを着て、形式張った受け答えをする印象がありますが、化粧品業界に限って言えば、それだけでは確実に不採用になってしまいます。

今回は、この業界ならではの特殊な面接の背景をご説明しながら、面接を突破するための3つのポイントをご紹介します。

1.面接時の服装はビジネスカジュアルで

転職本などを見ると、ビジネスパーソンの面接は、清潔感のある髪型・メイクに「スーツ着用」が基本、と書かれています。ですが、化粧品業界では、フォーマルなリクルートスーツは好まれません。なぜなら、面接官は、転職者が自分の会社・ブランドとイメージが合うかどうかを見極めたいからです。

従って、服装はビジネスカジュアル。「入社したら私はこんな格好で通勤します」という服装を面接でチェックしてもらう、というつもりでいると良いと思います。

ブランドイメージがしっかりした会社を受ける際は、そのブランドに合う服装を選ぶことはもちろん、販売員などを観察し、メイク・ヘアスタイルもできるだけ近づけるのが理想的。余談ですが、某有名ブランドのAを志望する方で、面接当日、百貨店へ行き、Aの店舗でメイクをしてもらい、それに合う服装で面接に行かれた方もいらっしゃいました。どうしても行きたいブランドがある方は、それくらいの熱意を見せても良いかもしれないですね。

2.「御社でなければならない理由」を話せること

面接用メイクに限らす、応募先企業の商品を日頃から使ってみることはとても大切です。面接では、「なぜウチを選んだのか」と聞かれることが多いです。そのとき、企業の歴史や方針はもちろんのこと、商品そのものを理解していないと、相手を納得させられるような受け答えはできません。

志望動機を語る際も、なぜA社でもB社でもなくその会社に入りたいのか。例えば「オーガニック化粧品がやりたくて」では、その会社・ブランドでなくても叶いますよね。他の会社でも当てはまってしまうような受け答えをせず、「御社でなければならない理由」をしっかり語れることが大切です。

場合によっては「今どこの化粧品を使っているの?」「ウチの商品をどう思う?」と聞かれる場合もあります。日頃から商品を使い、また接客を受けてみて、長所や特徴を語れることは最低限。消費者目線で見たときの課題点はどこなのか、同じ規模のブランドと比較してどうなのか、今後製品とブランドをどうしていくべきなのか……「こうすればもっと良くなると思います」と提案できるくらい、意見を持っておくことです。

3.あくまでもポジティブに

面接時の評価は、概ね減点法だと思っておいた方が無難です。面接で一番やってはいけないのは、面接官に不安を与えてしまうこと。人間関係や残業時間など…どんなにネガティブな理由で退職していたとしても、面接ではできるだけそれらは口に出さないように。そうした話題に言及するときは、前向きな内容に言い換えるか、もっと別のポジティブな話題に切り替えると安心です。

また、同じ理由で、入社可能時期を聞かれたときに、あまりにも遠い日時を答えるのもよくありません。一般的には面接日から1~2ヶ月。但し、欠員補充など緊急を要する募集の場合、2ヶ月でも長いと感じられてしまう場合があるでしょう。事前に募集要項などをチェックして、相手に懸念を抱かせないような受け答えを心がけましょう。

このように、化粧品業界の面接では、商品・ブランドに対する愛着・造詣が大きなファクターになります。どれだけそのブランドのファンなのかを、ビジュアル、トークの両方で伝えつつ、できるだけ後ろ向きな発現をしない…ちょっぴり熱い受け答えが好まれるでしょう。こうした点は、この業界ならではとも言える特徴です。

【提供元 週刊粧業】

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