ビューティニュース
2016/3/20
50年代のニューヨークを描いた映画『キャロル』。アカデミー賞に衣装デザインで3度も輝いたサンディ・パウエルが衣装を手掛けていることもあって、ファッション好きには堪らない作品となりそう。
今回は映画の主人公キャロルとテレーズのヘアとリップにフィーチャー。当時のレトロでモダンなヘアスタイルから、現代風のアレンジメント、リップの色や塗り方などを動画で詳しくご紹介します。
■短めバングがトレードマークのテレーズ。劇中で登場する“ヘアバンド”を主役にしたヘアスタイルと、太眉を引き立てるガーリーなリップ
【STEP1】50年代のクラシックなヘアスタイル
1. 髪全体にブローしてください。この時、艶を出し、面を整えることを意識しながら行うことが重要です。
2. 耳が出るようにターバンを巻きます。その後、前髪をフワッと内巻きにしたら、両サイドも同じように内巻きにします。
3. 前髪を内巻きにするのは、ターバンによってはペタッとなりやすくなるのを防ぐため。このヘアスタイルの鍵は、ふわっとした前髪。彼女のキュートさを一層際立たせます。
4. 仕上げに用いる、つや出しのスプレーは、ファイバー入りのタイプを選ぶのがベスト。ヘアスタイルの美しさをキープしてくれます。
【STEP2】ガーリーに仕上げるピンクベージュのリップ
ピンクベージュのリップを唇の輪郭に沿ってつけます。ピンクベージュは、しっかりと描いた眉毛を引き立てる色。そんな主張しすぎない色に、テレースのようなピュアな心を表すかのようなマットな質感が素朴な内面を投影しています。
【STEP3】50年代のヘアから、現代のナチュラルヘアにアレンジ
1. ヘアバンドで耳をすっぽりと覆い隠します。
2. くるんと内巻きにした前髪は横に流しましょう。
3. 毛先にニュアンスを持たせることで、ヘアスタイルに動きを加えたら、完成です。
【使用アイテム】
保湿力のあるヌードメイキングクリーム「GARDEN ideal SERIES LALA」(2,000円)
バングをしっかり作るヘアワックス「GARDEN ideal SERIES Tot」(1,800円)
使用リップ「レトロ マット リキッド リップカラー レディ ビー グッド」(M・A・C / 3,600円)
Text&Telop: 渡部玲
提供元:FASHION HEADLINE