ブルべ・イエベ
美肌意識の高まりを受けてメイクアイテム選びの新基準に
「ブルベ・イエベ」とは、ブルーベース・イエローベースの略で、皮下組織にある血管の色味から判断するというのが一般的。
もともとはビューティ業界の専門用語だったが、今年になってSNSやメイク特集でよく見かけるようになって一般化。10年前のイエベ・ブルべは、『自分のことを深く理解し、よりマッチするカラーを選ぶ』という自己探求的な気持ちの表れだったが、今言われているイエベ・ブルべは「似合う色を失敗なしで取り入れられる」「トレンドカラーを失敗なしで試せる」といった、試行錯誤しなくてもよい手軽さ、ラクさ、がウケて話題となった。アットコスメのクチコミの中でも「イエベ」「ブルべ」という単語の出現数は過去最高となった。
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ブルベ・イエベはもうみんなの基本。昔からある言葉だと思いますが、再注目だったのでは。ファンデの色選びに困っていたが、肌色診断が話題になったことにより、各ブランドのファンデの色展開も多くなったと感じる。
ネットでブルベ、イエベの診断があるとつい見てしまいます。簡単に診断できるし、カラコンやヘアカラーでどちらにもなれるので、メイクの参考にしている。
くすみ系カラー
ノーテクニックでおしゃれ顔になる“くすみカラー”人気が過熱
磨き抜かれた透明肌に、くすみカラーをきかせるのがここ数年のトレンド。今年はグレージュ、アッシュ、ラベンダーなどバリエーションが広がったこともあり、くすみカラー人気がヒートアップ。
人気を牽引したのは、くすみカラーづくりの名手THREEの「アルカミスト ツイスト フォーアイ」や、肌なじみにこだわったイプサの「デザイニング アイシェード」、くすみカラーと濡れツヤで一気に今っぽい顔になれるコスメデコルテの「アイグロウジェム」など。頑張り過ぎないこなれたニュアンスをノーテクニックで叶えてくれるくすみカラー。ひとつもっておくと便利であることは間違いない。
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街でも、くすんだ色味のネイルやアッシュの入った髪色の人をよく見かけた。くすんだカラーを取り入れることにより、イマドキさが出たと思う。
春夏でもくすみカラーの商品展開や特集記事などを多く見かけた。友人が髪色を変える際に大体の子がくすみカラーを選んでいた。
ラベンダー色コスメ
ひと塗りで血色感&透明感がアップするラベンダーコスメに注目
ファッション界でも注目を集めたラベンダーカラーが、ビューティ界も席巻! 下地や日焼け止め、仕上げのパウダーなど、ラベンダーカラーを潜ませたベースアイテムが注目の的に。
ラベンダーカラーは難しそうに見えて、じつは肌を美しく見せるために必要な血色感と透明感の両方を兼ね備えた“モテ肌”になれる便利な色。可愛い色で使うたび気分が上がるうえ、使い勝手が良いことも人気に火をつけた要因だ。
主なアイテムは、インテグレートの「エアフィールメーカー」や、リンメルの「イルミナイザー 003」、ナチュラグラッセの「カラーコントロールベース 01」など。ベースメイク以外にも、リップやアイカラー、チークなどもラベンダーカラーのものが多数登場している。
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美容系YouTuberが透明感メイクだったり透明感が出る商品として紹介していた。実際に商品もたくさん発売されていて自身も日焼け止めを購入した。
化粧下地は、前からあったかもしれませんが、日焼け止めまで、ラベンダーカラーが発売したのは驚きだった。
SNS売れ
ひとたびバズれば完売御礼! SNS時代の新現象
InstagramやTwitterなどのSNSで発信される情報から、消費者が自ら判断し化粧品や美容グッズを購入する現象のこと。SNSインフルエンサーたちに取り上げられてバズれば、製品がどんどん売れていく。アイテム単体としてもユニークなものや肌に使って映える限定のアイテムが特に話題に。2018年の主なSNS売れアイテムは、オペラのリップティントの新色や、今年パワーアップしたプリマヴィスタの「皮脂くずれ防止化粧下地」、インテグレートの「水ジェリークラッシュ」、メイクアップアーティスト・イガリシノブさん発の「WHOMEE」などジャンルも価格帯もさまざま。
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自分を含めて友人の間でもSNSで流行った、評判になった商品を買うことが多かった。実際の使用感や様々な使用法がリアルに分かるので、より購買意欲が湧いた。
有名人でなくとも、商品紹介の仕方次第で良し悪いがわかり、それがバズると何万回も再生されたり注目され、売り切れが続出した商品をいくつも知っている。
ミニサイズコスメ
ミニバッグにも入る❤︎手のひらサイズコスメがIN
ネイルやリップ、マスカラなど、今年は手のひらサイズのミニコスメが大豊作! 小さいぶん価格が抑えられ手を出しやすい、というのはもちろん、ぜんぶ使い切ることができてエコであること、トレンドのミニバッグにも余裕で入ること、デザインも可愛いものが多いことなど、どの側面から見ても今ドキ女子のビューティニーズにマッチ。
プチプラ系なら、インスタ映え抜群のPOSMEのカード型マルチカラー「プレイカラーチップ」や、ポーチインコスメにぴったりのインテグレートの「マツイクガールズラッシュ お色気ロング(ミニ)」がヒット。ハイブランドならSHISEIDOの「ルージュ ルージュ ピコ」や、トム フォード ビュ―ティの「リップバーム」などが人気に。
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プチバッグが流行した結果、コスメもミニサイズになったと思う。試しやすい、通常サイズを買っても使い切れないのでミニサイズで他の色等試しやすいのも話題になった要因では。
消費者が本当に欲しい物がやっと製品として出てきたという感じで、多くの人が待ち望んでいたのではないか。発売してくれてありがとう。
K-Beauty
“映え”よし、仕上がりよし。韓国コスメが大復活!
約10年前、BBクリームで大ブームになった韓国コスメが、ここにきて復活! かつては「かたつむりクリーム」や「毒ヘビマスク」などキワもので目を引いた印象だったが、今年は機能性の高いエイジングケアや、インスタ映え抜群のキュートなパッケージにこだわったアイテムが注目を集めSNSを賑わせた。3CEやエチュードハウス、ザ・セムなどは日本のビューティ誌やSNSでも取り上げられ知られる存在に。
ビューティのお手本でも、TWICEやBLACKPINKなどのK-POPアイドルたちや、インスタフォロワー数570万人超えの人気ヘアメイクアップアーティスト・ポニーなど、コリアン美女たちが大活躍!
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韓国ビューティもトレンドはあっても万人ウケというより、時代に合わせたファストファッション的な入れ替え、新鮮さの取り入れ方が上手だと思う。
SNSの普及で可愛いパッケージのコスメや高機能スキンケア商品など沢山の商品が話題になったと思う。特に、メイク・ファッション共にティーンの間でとても流行っていると思う。
しわ改善コスメ
シワもシミもハリも! 進化形しわ改善コスメが続々
昨年大ブームを巻き起こしたしわ改善コスメの勢いが止まらない。シワを改善する”薬用化粧品”として日本初承認されたポーラの「リンクルショット メディカル セラム」は、大ヒットで生産効率が飛躍的に向上したことから製造コストが下がり、価格を1,500円下げて消費者に還元。発売から1年たった今年も話題をさらった。
シワ改善だけでなく、目もとのシミ予防までできるベネフィークの「レチノリフトジーニアス」を筆頭に、今あるシワも未来のシワもケアするコスメデコルテの「iP.Shot アドバンスト」、シワを改善しながらハリのあるしなやかな肌へ導くONE BY KOSEの「ザ リンクレス」など、個性豊かなしわ改善コスメが猛追。
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今まで予防しかできなかったものが「改善」できると主張する製品が増えてきた。 悩みが深刻な分、肌に合うかどうかの確認をサンプルで行い、肌に合えば、実際に本品購入をした。
今まで肌悩みの上位にあった「シワ」。改善目的としたクリームや美容液が発売されたことで、美容に関心が高い人だけでなく一般の方も気になったと思う。
フィックスミスト
酷暑でも朝の顔をキープ! メイクフィックスミスト人気が再燃
前例がないほどの酷暑がもたらした、もうひとつの特需コスメが「メイクフィックスミスト」。アイテム自体に真新しさはないものの、朝塗ったメイクが会社に着く頃にはすべて剥げているというジレンマを、シュッとひと吹きで解消してくれるポテンシャルの高さを多くの人が再認識したもよう。
プロも愛用するクラランスのロングセラー「フィックスメイクアップ」は安定の人気。今年リニューアルしたメイクアップフォーエバーの「ミスト&フィックス」や、ファンデだけでなくアイブロウやアイカラーまでもフィックスするマキアージュの「ビューティーロックミスト」も好調。年々暑さが増していく日本の夏の風物詩コスメとして定着するかも!?
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元々はミスト化粧水を利用してメイクを密着させる方法が主だっていたが、今年話題になったアイテムはオイルや美容成分が配合されるなど、ツヤ肌ブームとの相乗効果で話題になったように思う。
汗や皮脂による化粧崩れ問題は以前からあったが、特に暑かった今年は、メイク崩れ防止の商品が話題となり雑誌やWEB上でも特集を多く見かけた。
おさぼり美容
ただラクなだけじゃない! 進化形時短コスメが続々デビュー
オールインワンジェルやBBクリームなどの時短コスメは、ワーママやジム通い女子など一定のニーズがあることからブームを超えて定番化。しかし今年は時短コスメのバリエーションが格段にアップ。
おさぼり美容の急先鋒サボリーノからは、ドライヤー時間を短縮する「速く乾かスプレー n 」が登場。また1本4役でハリと透明感を叶えるアクアレーベルの「スペシャルジュレ」や、ひと塗りで日焼け止めも薄化粧もこなすエリクシール ルフレの朝用乳液「バランシング おしろいミルク」も話題に。きちんと手をかけなければ叶わないような、ハイレベルな美容ニーズにもきちんと応える進化系時短コスメ。この勢いはまだしばらく続きそう。
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仕事や育児、家事など疲れや時間に追われる人が多い中で時間を短縮できるアイテムはほんとうに画期的。有意義に時間をつかえるので自分の生活になくてはならいものになっている。
“忙しい中でも綺麗でいたい!”という願いを叶えてくれるアイテムであり、また育児などで自分の美容に手が回らない方にとってこういったアイテムは響きやすく周りでも使っていた。
ドライシャンプー
酷暑でも髪サラサラ❤︎水を使わないシャンプーに熱視線
水を使わないドライシャンプーへの注目度が急上昇した2018年の夏。史上最強とも言われた酷暑がもたらした、これまでにないムーブメントと言える。もともと災害時の使用や、避難リュックの常備品として持っておく…という使い方がほとんどたったが、今年はサボリーノの「髪を洗いまスプレー」や、スティーブンノルの「ドライシャンプー」など、日常使いを想定した新たなドライシャンプーが続々と登場したことが話題を呼んだ。
通勤通学や外回りの仕事、スポーツで汗をかいたあとシャワーを浴びる暇がないときなどでも、サッとつけて拭き取るだけで、匂いやかゆみ、べたつきが気にならなくなって頭皮も気分もスッキリ。定番のスプレータイプから、シートやフォーム、パウダーなどタイプもさまざまで、使用シーンや使い勝手の好みで選べるようになったのもヒットを後押ししたもよう。
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災害時や夜行バスに乗った後などに役立つと自分の周りでも話題になっていた。特に今年は、記録的猛暑などの天候的要因があり役立った人も多いと思う。
スポーツを昔からしているので、練習後などには当たり前に使っていた。それが広まっていった印象。楽に手入れができることと、様々なブランドから発売されたことが大きい。
酒粕美容
ビューティインフルエンサーの美容食として話題に
保湿・美白・肌荒れ改善・美腸など多くのお悩みにアプローチできる注目の美容食材「酒粕」。2018年は、そんな酒粕をメインに使ったカフェメニューを展開する発酵カフェスタンド「お米や」がオープンしたり、酒粕の力でぷるぷるの美肌へ導く花もめんの「特別純米酒の酒粕パック」、酒粕エキスや麹、酵母が入ったpdcの「ワフードメイド 酒粕マスク」といった酒粕コスメが登場したりと、ビューティ感度の高い女性たちの間で酒粕美容が密かなトレンドに。
ダイエットや美肌効果を期待し、スムージーや鍋など酒粕そのものを普段の食事に積極的に取り入れる人もじわじわ増加。ビューティインフルエンサーたちのSNSには、そんなオリジナル酒粕レシピが続々投稿されている。
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テレビやSNSでも多くみかけた。簡単に取り入れられる美容法なので、自分でも試す機会が増えた。
お昼のテレビなどでも使用法を詳しく取り上げられており、コンビニなどでも商品を見る機会が増えて酒粕のイメージが変わった。
美尻トレーニング
平たいお尻の日本女性たちが美尻づくりに夢中!
昨年からじわじわ来ていた“美尻”の波が最高潮に! 痩せるのではなくお尻を盛ることがトレンドになり、美尻トレーニングに勤しむ女性たちが急増した。
トレンドの背景には、ハリウッドセレブたちがレッドカーペットで胸の谷間ではなくお尻を強調するようになったことや、Tバックをカッコよく着こなすヴィクトリアズシークレットのエンジェルたちへの注目度が上がっていること、美尻トレーナーたちの台頭、そしてモテよりも魅力的な自分を作りたいという新しい美の価値観が芽生えたことなども影響している。
スリムウォークの「骨盤をきっちり支えるショーツ」、@cosme touchの「ヒッププランプ」などヒップケアアイテムも続々誕生。美尻特化型ジムも注目を集めた。
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自身もトレーニングする際には気にしており、SNSにもたくさんやり方が載っていて参考にしやすい。ジムに通わなくても自宅でトレーニングする際にとても役立っている。
美尻のためのエクササイズ特集をよく見掛けたし、自身もジムへ通い美尻を意識した筋トレを始めた。