筋トレグラマー
筋トレインスタ人気は継続。プロデュースブランドにも注目を
宅トレメインでのワークアウト、体型のビフォーアフターをアップする「筋トレグラマー」になってもうすぐ2年。インスタは、アプリを開くだけでフォローしている筋トレグラマーさんたちの頑張っている姿がどんどん目に飛び込んできて、すごく刺激になるんですよね。ちょっとリバウンドするとフォロワーが一気に500人くらい減ってしまうシビアなところもあるのですが、それもやる気に火をつけるきっかけになります。宅トレは孤独だし、ブログだけだったら挫けていたかもしれない。些細な変化でも気付いて励ましてくれるフォロワーさんたちと繋がっていられるインスタだからこそ続けられたのだと思います。
筋トレアカウントを立ち上げたのが2017年の元旦のこと。体型の変化をアップしていくにつれフォロワーがじわじわ増えていき、今では24万人にまで達しました。その勢いを日々感じているので、2019年も引き続き筋トレインスタは盛り上がっていくような気がしています。もともと心身の不調が立て続けに起こったことがきっかけで始めたのですが、私のように心の健康まで取り戻せるのも筋トレの魅力。そんな奥深さまでもっと多くの人に伝えていきたいと思っています。個人的にはウェアのプロデュースなどを計画中。今後は筋トレグラマーが発信するブランドなども増えていくかもしれませんね。
フォロワー数 24万人。FINC公式アンバサダー。アメブロ公式トップブロガー。心身の不調をきっかけに2017年の元旦から宅トレダイエット&筋トレインスタを開始。日々の食事やトレーニング、体型の変化などをアップするようになるとたちまち大反響。筋トレグラマー界のトップブロガーとして注目を集める存在に。
フォロワーのニーズをキャッチすることが生き残りの鍵に
私が筋トレインスタを始めた頃は、まだブームになる前で、トレーニング風景や動画をアップすると、「えっどうしたの?」「何を目指してるの?」って言われてしまう時代でした。でも、今は筋トレ女子をテレビで取り上げたり、有名人のみなさんがインスタでトレーニングしている姿をアップしたりするようになって、応援してくれる人も増えました。フォロワーの数も着実に伸びているので、筋トレインスタのニーズを日々実感しています。
ただ、ダイエット目的でスタートしている人のなかには、目標を達成してしまったら、この先何を発信したらいいのか頭を悩ませている人もきっと少なくないはずです。そう考えると、筋トレブームが続いてほしい気持ちもありつつ、このままでは飽きられてしまうかも…という懸念も。私は保育士であり3児の母なので、自分の知識や経験を生かして、産後のママや育児に追われて思うように時間が作れない人でも無理なくできる筋トレメソッドなどを提案していきたいと思っています。そんなふうに、トレーニング動画やビフォーアフターだけじゃない“新しい何か”を発信することが求められるようになるのかもしれません。
フォロワー数6.9万人超えの人気インスタグラマー。保育士として働きながら、中学生を筆頭に3人の子供を育て、宅トレにも勤しむパワフルママ。3児の母とは思えない引きしまった美ボディは、筋トレグラマー界でも注目の的。説得力絶大のトレーニングメソッドや、テロップ入りでわかりやすいトレーニング動画も人気。
シェアドコスメ
質よし香りよし見た目よしのスタイリッシュなアイテムに期待
カップルや夫婦でコスメをシェアする「シェアドコスメ」。少しずつではありますが、着実にアパレル業界でのニーズは高まっていると感じています。このトレンドをもっと盛り上げていくには、「奥さんが使っているから買って行こう」とか「一緒に使えそうでいいな」とか、ファッション感度の高い人たちが“ついで買い”したくなるアイテムをいかにセレクトするかが重要だと思っています。
“シェアすること”が大前提にあるので、いかにも女性が好みそうな可愛らしい香りやパッケージのものは不向き。シンプルでインテリアの邪魔をしないデザインや、ユニセックスな香り、継続して使用できる価格帯、そしてパッケージも含め中身もエコで安全性にこだわっているものなどが求められていますね。
都会で強く、美しく生きる女性に向けたセレクトショップCITYSHOPでは、マービズのトゥースペーストが好調。9月からはTHREEのヘアケアとボディケアの取り扱いもスタートしました。置いておくだけでインテリアのアクセントになり、居心地の良い空間づくりを演出できるアイテムは、今後もっともっと伸びていく予感。アイテムやブランドのバリエーションを増やしながら、2019年も引き続き注目していきたいですね。
- CITYSHOP ファッションディレクター
- 片山久美子さん
(株)ベイクルーズ CITYSHOPファッション部門の企画、バイイング、ディレクションを手掛ける。半年に1度の買付ではショールームから古着倉庫までニューヨーク・パリ・ロンドンの他、メキシコやデンマーク等、世界中どこでも美しい物を求め旅する情熱系。大人の女性に向ける「クリーン・センシュアル×モード」の世界観をCITYSHOPで表現している。
メンズ美容
2019年はメイク男子が増える!?
ここ数年、右肩上がりに盛り上がりを見せているメンズ美容。2019年は今よりもっと市民権を得るようになるでしょう。
特に注目したいのは、ファンデーションやアイシャドウなどメンズメイクアップ製品の台頭。FIVEISM×THREE やボーイ ドゥ シャネルなど、メンズメイクアップを“おしゃれでカッコいいもの”として提案するプレステージブランドが登場したことで、これから一気に注目度がアップしていくのではないかと思っています。
現段階では一大ブーム…とまではなっていないものの、今までメイクとは無縁だった男の子が『そういう選択肢もあるよね』と思えるぐらいの段階には来ていると思います。男性の場合、ファッションコンシャスな人ほどスキンケアやメイクアップへの関心が高いので、2019年はメンズメイクをする人としない人の差がどんどん広がっていく1年になるのではないでしょうか。
ただ、本当にメイクで変われるのはある程度年齢を重ねた男性たち。この流れを一過性のものにせず、裾野をどんどん広げていくような新たなブランドやアイテムの登場に注目していきたいですね。
シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論を打ち立て、男性美容のパイオニアとして活動中。総合情報サイト『All About』にて「メンズコスメ」のガイドも務める。数々のテレビ番組やラジオなどの出演のほか、講演・イベントなども行う。
また、コンサルタントとしてコスメのマーケティングやコンサルティングを行う。
国内外のスパを訪れ、男性が楽しめるスパ・エステについても造詣が深い。