ビューティニュース
2010/6/23
体内のタンパク質と糖が結びついておこる「糖化」。「糖化」は、肌のハリ・弾力の低下の原因です。「糖化」によって最終的につくられる物質は、AGEs(エー・ジー・イー)といわれ、加齢や紫外線の影響により蓄積されます。AGEsが肌に蓄積することで、肌の弾力・黄ぐすみにつながってくるのです。
そして、ポーラの研究により、AGEsは真皮だけでなく、角層でも生成されることがわかりました。肌の内側にある真皮にAGEsが蓄積すると、コラーゲン線維の束が乱れがちになり、AGEsがコラーゲン同士を固めるので、肌の弾力がなくなっていきます。一方、肌表面の角層のAGEsによって、肌はキメが乱れて固くなり、化粧のりがわるくなります。そして、AGEsは褐色のため、蓄積することで肌がくすんで見える原因となるのです。
さらに角層のAGEs量は年齢とは相関なく、若い人でもできてしまい、さらに微量の紫外線を浴びただけで糖化が進むそう。エイジングの一因といわれる「糖化」。これからは早めにお手入れをスタートするのがよさそうです。(資料提供:ポーラ)