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2011/4/11

P&Gジャパン、被災地への支援や製品供給体制を強化

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P&Gジャパン、被災地への支援や製品供給体制を強化

P&Gジャパンは東日本大震災の被災地に向けた支援や製品供給を進めている。
3月14日に「パンパース」「ウィスパー」の被災地への提供を開始し、時間の経過に伴い必要となる生活必需品としてヘアケア、洗剤、ペットケア製品などの支援物質を提供していく。
支援にあたっては、阪神・淡路大震災で被災した体験、ならびに支援を受けた企業として、被災地の要望・状況に即した適切な対応ができるよう、各被災地域の自治体や行政、関連支援団体となどと連携していく。
今回の震災のために1億円の資金を拠出し、支援物資や支援金の提供などに活用していく。これとは別に、日本ならびに世界のP&Gグループの従業員からの災害義援金を募り、その義援金と同額を会社から拠出するマッチング寄付として、被災地の復興に向け提供する計画だ。
洗剤関連製品を製造する高崎工場は操業能力に大きな支障を及ぼす影響は受けておらず3月13日から操業を再開し、施設そのものはほぼ正常な稼働ができる状態にまで復旧している。需要の高い紙おむつは明石工場をフル稼働させ、安定供給に努める。
一方で、関東地区の計画停電をはじめ、原料調達や交通事情、トラック・燃料確保などの状況により、一部の製品に発売の延期・出荷の遅延などの支障が生じている。
3月28日現在までに同社が提供した支援物質は次の通り。
「パンパース」約93万枚、「ウィスパー」約119万枚、子供用おしり拭き約1万個、シャンプー約1万4000本、コンディショナー約1万3000本、「ユーカヌバ」(ドッグフード)5トン相当。【提供元 週刊粧業】

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