ビューティニュース
2012/4/22
「リップメーク」に関するアンケート調査結果をみると、「口紅とグロスを併用」が最多得票を獲得し、構成比は27.9%にのぼった。グロスのみ、あるいは口紅のみを使用する割合もそれぞれ20%超となり、併用と合わせた3通りの使用パターンが拮抗する結果となっている。立体感やツヤを重視したい人は併用を、鮮やかな発色を求める人は口紅といった具合に、ケースバイケースで使い分けている傾向がうかがえる。
一方、口紅もグロスも「つけない」との回答も2割近くに達し、やや意外な印象も与えている。飾りすぎない自然でナチュラルな口元を演出することも、化粧の一部といえるだろう。リップライナーの使用率は7.3%にとどまることから、口元を強調しすぎないリップメークが重視されているようだ。
新色を購入するケースも、それほど多くないことがわかった。「新色を買うことが多い」との回答が5.3%にとどまる一方、「同じ色を買うことが多い」は16.3%に達し、2つの回答に大きな開きが生じている。ただ、2つの回答を合わせても20%を超える程度で、残りの8割近くが新色や既存色にとらわれず、自由な色選びを意識している可能性がある。
一定の根強い支持があったのは「無香料」で、回答率は2割を超えた。広告モデルの存在も、数値こそ高くないが購入を促す大事な要素といえるだろう。【提供元 週刊粧業】